教育プランナーブログ

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2011年2月

これまで4回の更新で、医学部の受験情報や、

現役合格のために有効な勉強法についてお伝えしてきました。

受験に合格するためのテクニックや、最新の情報をキャッチしていくことは確かに重要なのですが、

それ以上に重要なことがあります。

それは『なぜ医学部を目指すのか』ということです。

   

きっと医学部進学を希望する人の数だけ、理由が存在するのだと思います。

そして、医学部合格への道のりには、多くの苦しみや辛さが待ち構えているとでしょう。

しかし、それを乗り越えてこそ、人の命が救えるのだと私は考えています。

   

医学部に合格し、たくさん勉強をして、将来皆さんが、多くの人の病気や怪我を治療し

医学のさらなる進歩に貢献することを心から祈っています。

    

今回の更新で、国公立大医学部への現役合格シリーズは終了となります。

ご愛読、ありがとうございました。

次回からは新シリーズとして

『東北大 現役合格を勝ち取るために』という連載をスタートさせる予定です。

是非、ご一読ください。

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『どうやったらセンターで9割を切るのか、わからない』

この衝撃的な言葉は私がまだ大学生の時に、同じサークルに在籍していた先輩(医学部生)が言った言葉です。

その先輩は今まで受けたマーク模試と本番のセンター試験において

すべて9割以上の得点しか取ったことがないとのことでした。

    

しかし、国公立大の医学部生がすべてこの先輩のような受験生というわけではありません。

実際、3年前に私が担当し、国公立大医学部に現役合格した生徒の高2、1月時点の模試判定はすべてE判定でした。

その生徒は家庭教師を申し込む前、大手予備校の現役コースに通ったり、ハイレベルの通信添削を利用したりしていました。

しかし、『人と同じことをやっていたら逆転合格なんてできない』という思いを強くして

予備校と通信添削を辞めて、1対1指導のトライに申し込むことに決めたようです。

    

その生徒が最初に定めた目標は『模試でE判定を脱すること』です。これは私からの提案でした。

現役生の成績の伸び方には目覚ましいものがあり、受験当日ぎりぎりまで偏差値は上がります。

高い目標をクリアするためには、自分の能力よりも少し上の目標をクリアすることを繰り返すことが有効です。

たとえ小さな目標でも、それをクリアし続けることで達成感が湧き、自信がつくからです。

    

結局その生徒がE判定を脱したのはかなりギリギリの時期で、高3、11月の模試のことでした。

センターまで約1ヶ月半、2次試験まで約3ヶ月の時期です。結果はC判定。D判定を飛び越しての好成績でした。

生徒本人は喜びながらも達成時期の遅さにかなり焦っていたようですが、私は『現役合格』への手応えを感じていました。

医学部受験においてマーク模試+記述模試のドッキング判定でE判定を脱したことは、それだけの価値があることだからです。

    

生徒一人ひとりに、好きな科目や嫌いな科目、得意分野や苦手分野の違いがあります。

性格や勉強のスタイル、生活リズムも様々です。

受験生の数だけ、『効果的な学習法』と『合格への正しい道筋』が存在します。

そのことに気付き、緻密な戦略を立て最後まで諦めずに努力を続ける者に栄光が与えられるのです。

皆さんの置かれた立場や成績は様々だと思いますが、『頑張ろう!やってみよう!』と思った瞬間に始めれば

きっと大丈夫です。ご相談等があれば、是非ご連絡ください。

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皆さん、こんにちは。

最近は日中と夕方以降で、寒暖の差が大きいですね。

体調などを崩してはいませんか?

受験生の皆さんは、最後まで気を抜かずに受験を乗り切りましょう。

  

15日、医学部新設を目指す仙台厚生病院が、提携先を東北福祉大学に正式決定しました。

現在、文部科学省は医学部新設を認めていないため、実現するかどうかはわかりませんが

医師不足解消に向けた動きは全国的に広がっていくものと予想し、個人的に期待しています。

  

今回は、日々の学習をする上でのポイント【センター試験対策】を記載します。

医学部受験だけではなく、大学受験全般に役立つ情報もあります。

是非、ご参考になさってください。

   

POINT① 『マーク形式は点数を伸ばしにくい!』

センター試験はマーク形式のため、比較的容易に点数アップできるというイメージを持つ方もいます。

確かに、答えがわからなくても、適当に選択肢をマークすれば一定の確率で正解になります。

しかし部分点がないため紛らわしい選択肢を消去し、確実に正解を導ける実力がないと点数はなかなか伸びないのです。

   

POINT② 『センター試験対策は『記述形式』で始める!』

日々の学習では学校で使う教科書や参考書を使い、市販の問題集を使用する際も記述形式のものを使います。

答えが1つしかないマーク形式の試験だからこそ、『正答に至るまでの過程』を重要視するべきなのです。

そしてマーク形式で問題演習をする時には、正答以外の選択肢についてもしっかりチェックするようにしましょう。

1つの問題を多角的に復習・分析することによって次回以降の得点機会を増やすことができます。

もちろん2次試験での記述対策も同時に行うことになり、非常に効率がよい学習が可能となります。

   

POINT③ 『試験時間を意識した学習を!』

センター試験の試験時間は英語・国語が80分、それ以外の科目は60分です。

時間が足りない科目の代表が『英語』と『数学』なのですが、日々の学習でも試験時間を意識し

英語なら70分、数学なら50分で解き切ることを目標にしましょう。

   

POINT④ 『優先的に強化すべき科目!』

国公立大医学部受験者は、理系のスペシャリストがほとんどです。

センター理系科目ではほぼ満点を取る受験生も多いため、理系科目では差がつきにくいと言われています。

文系科目で差を広げリードする戦略が有効なのですが、まずは理系科目を集中的に対策して点数を向上&安定させましょう。

それと同時に中長期的な英語対策をすることも必要です。

英語の得点アップには他の科目と比べて若干の時間が必要ですので、根気よく取り組んでいきましょう。

  

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皆さん、勉強ははかどっていますか?

先週末は東北各地が大雪に見舞われましたが、お変わりないでしょうか。

   

今回は前回に引き続き、国公立大学の医学部受験特集です。

日々の学習をする上でのポイントを記載しようと思っていましたが

その前に現役合格のための戦略や受験情報を記載しますので、ご参考になさってください。

   

まずは志望校とする大学の試験科目と配点をチェックします。東北6県の国公立大医学部を例に挙げると

弘前大、秋田大、山形大、福島県立医科大はセンター重視型と言えます。これらの大学のセンターランクは

概ね85%前後となっていますが、2次試験における逆転の余地が小さいためセンター試験では90%程度の

得点率を目標にしたいところです。

   

東北大学は、東北6県の中では唯一2次重視型の医学部を有しています。

センターの900点が250点に圧縮され、2次配点は900点(面接の150点含む)と2次試験の出来が

合否を大きく左右するのですが、志願倍率が3倍を超えると第1段階選抜が実施されるため

センター点数下位の受験生は2次試験を受けることができません。

東北大学医学部は、センター試験、2次試験ともに高水準の成績が必要となる、全国屈指の志願先と言えます。

   

以上のことから、国公立大医学部への現役合格のためには、まずセンター対策を万全にする必要があると言えます。

目標は90%の得点率です。センター試験は基本~標準レベルの問題が多いとはいえ

試験範囲の広さや試験時間を考えると、5教科7科目900点満点で810点以上得点するのは至難の業です。

しかし、実際に得点する受験生も多く(国公立大医学部合格者の中で、ですが・・・)不可能な目標ではありません。

センター試験&2次試験の配点や科目を考慮し、自分の長所や特性に合わせた志望校選びをして

合格への第一歩を踏み出しましょう。

   

  

○センター試験科目

弘前大・秋田大・東北大・山形大・福島県立医科大

→英語、数学ⅠA・ⅡB、国語、地歴公民から1科目、物化生から2科目

※弘前大と福島県立医科大のみ、世界史A・日本史A・地理Aが選択可能

   

○2次試験科目(前期日程)

弘前大・東北大・福島県立医科大 → 英語、数学、理科(物化生から2科目)、面接

秋田大 → 英語、数学(数C除く)、面接

山形大 → 英語、数学、国語、理科(物化生から2科目)、面接

  

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先月12日、仙台厚生病院が東北地方の医師不足解消を目的とし

2013年度にも東北福祉大に医学部を設置する構想を発表しました。

実現した際の募集定員は1学年80~100人でそのうち半数を「東北枠」として

東北出身者を優先入学させ、卒業後は地域の病院で一定期間働くなどの仕組みも作り

医師不足解消につなげていく方針とのことでした。

   

医学部受験は熾烈を極めます。特に国公立大の医学部は大激戦です。

私立大学の医学部は、6年間ストレートで卒業できたとしても2,000万~5,000万円程度の費用が

必要なのに対し、国公立大学の医学部だと6年間で350万円程度ですので

人気と難易度が上がるのも当然のことと言えます。

   

トライにも『医学部受験』に関するご相談やお申し込みは多数寄せられますが

その9割以上が国公立大学希望となっています。東大合格と同じくらい難易度が高いと言われる国公立大学医学部を

『現役』で合格するためにはどのようなことが必要なのか。

今後、数回のブログ更新で私なりの考えや分析を記載していこうと思っています。

   

今回の更新で挙げるポイントは1つだけ。『できるだけ早く対策を始める』ということです。

とにかく1日でも早いほうが良いです。国公立大学医学部受験に関しては

『あとで頑張れば何日間かの遅れなんてすぐに取り戻せる』という考えは通用しません。

医学部に現役合格するような高校生は1週間あれば軽く50時間は勉強しますし

それも平均的な高校生に比べて『はるかに効率的なやり方』で勉強するからです。

なるべく早くスタートを切り、受験が本格化する前にライバルをリードすることが重要なのです。

   

本気で『国公立大学医学部に現役合格したい』と考える方の、できるだけ早いご連絡やご相談をお待ちしています。

高校生に限らず、中学生や小学生の方も対象です。

次回は学習面でのポイントについて記載する予定ですので、是非ご覧ください。

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今年度から、大学入試センターは現行の大学入試センター試験に代わる

『新しい選抜試験の開発研究』に着手しています。また、ご存知の方も多いと思いますが

県内では今の中学1年生が高校受験をする平成25年度からの宮城県高校入試が大幅に変更されます。

来年には中学校で新学習指導要領が完全実施され、学習内容や授業時間が増加されるなど、

入試制度だけでなく出題内容も大きく変わる可能性も秘めています。

   

「正しい」受験情報のもと、「正しい」学習方法をしっかりと身につけて努力を続けることが

第一志望合格への「正しい」道筋を歩むことになります。

今回は、以下に宮城県公立高校入試新制度の推薦入試について、ポイントを記載しますので

是非ご参考になさってください。

   

○推薦入試

・前期選抜という名称に変更

・あらかじめ各高校が示す出願条件を満たせば、中学校長の推薦は不要

・募集割合が減少 (例:普通科では募集定員の10~20%)

・内申点は調査書点という名称に変更

・調査書点は実技4教科に加え、社会と理科が2倍換算され、満点は225点

・英語・数学・国語の学力検査を実施 (注:学力検査点の満点は一定の範囲内で各高校が設定)

・面接、実技、作文等の実施と満点は一定の範囲内で各高校が設定

・(面接・実技・作文等の得点)+(調査書点)+(3教科の学力検査点)の合計点が上位の者から

 一定割合に入っている受験生を判定<第1段階>。残りの募集定員については、

 評定以外の調査書記載事項も用いて総合的に選抜<第2段階>

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1月31日に宮城県公立高校推薦入試、2月1日に私立高校入試(A日程)が行われました。

2月3日には私立高校入試(B日程)が行われます。

   

宮城県内の主要な私立大学も、東北福祉大を皮切りに東北薬科大、東北学院大などの入試が行われています。

長引く不況の影響か、最近では国公立大学への進学希望者が増加しています。

特に地元の国公立大学の人気が高く、『実家から大学に通う』という傾向が強いようです。

しかし国公立大学は数が少ないことに加え、試験科目数も多いため、合格難易度は高い水準を維持しています。

   

今まで数多くの進路相談を受けてきましたが、以前は『国公立大学でなければ進学させない』

というご意見の保護者の方も少なからずいらっしゃいましたが

最近は『1人暮らしをせずに実家から通うことを条件に、私立大学への進学を許す』

という考えが多くなってきたように思えます。

   

実家+国公立大<実家+私立大学<1人暮らし+国公立大学<1人暮らし+私立大学

という順に費用は大きくなっていきます。

何かご相談やお悩みがあれば、いつでもご連絡ください。私達が精一杯サポート致します。

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