
2011年11月
2011年11月7日
【宮城県 大学受験】 地歴<世界史・日本史・地理>
地理・歴史は、文系学部を目指す受験生にとってほぼ必須科目と言えます。
それは国公立大学受験者はもちろん、私立大学入試でも必要となるケースが多いからです。
また、理系学部を目指す受験生にとっても、国公立大学を受験するためには
センター試験において地理・歴史・公民科目から少なくとも1つ受験する必要があります。
『社会は暗記科目』という言葉は昔からよく言われていることですが
大学受験の地理・歴史は内容が多すぎて、すべてを丸暗記するのは不可能です。
重要なのは、『出題されるポイントを押さえ、効率良く理解すること』です。
センター試験や各大学の入試問題には、一定の出題傾向があります。
しかし、1問1問の問題を的中させるのは実質不可能だと言えます。
そこでオススメしたい学習法は、1つ1つの語句を単独で暗記するのではなく
全体の大まかな流れを把握し、重要語句とそれに付随する知識を関連づけて理解をするという方法です。
【世界史<フランス革命~ナポレオン>】
旧体制(アンシャン・レジーム)
↓
三部会の招集 ・・・ 議決方法をめぐって対立
↓
国民議会 ・・・ テニスコートの誓い → バスティーユ牢獄襲撃 → 人権宣言(ラファイエット)
↓
ヴェルサイユ行進 → ヴァレンヌ逃亡事件 → ピルニッツ宣言
↓
立法議会・国民公会 ・・・ 第一共和制
↓
ルイ16世処刑 → 第1回対仏大同盟(イギリス首相ピット)
↓
ジロンド派 vs ジャコバン派(ロベスピエール) → ジャコバン派の独裁
↓
テルミドールのクーデタ → 総裁政府成立 → ナポレオンの台頭
上記の歴史的事実についても、30分~1時間ほどの時間があれば
詳細な語句の理解を含め、歴史の流れを他の人に説明できるようになります。
なぜなら、身近な例を挙げ、生徒の意見や考えを引き出しながら学習を進めることによって
通常の暗記よりも高い学習効果をあげることが可能だからです。
このように、教科書の文章では良くわからないという受験生に対しては
『完全1対1指導』と『対話形式の授業』を進めるトライ式学習法が有効です。
地理や日本史についても同様のメソッドを活用して、短期間でも最大限の効果を出すことができます。
頑張っているけど成績が上がらないという方や、やる気はあるけどやり方がわからないという方は
是非、一度トライにお問合せください。
2011年11月5日
【宮城県 大学受験】 英語
センター試験における英語の平均点は、概ね115~125点で推移しています。
出題形式も若干の変更はありますが、毎年ほぼ同様の形式と言えます。
大学入試全体で考えると、難易度は標準で、良問が多いと言えます。
問題数は例年50問前後なのですが、試験時間が80分であることを考えると
時間配分がセンター英語攻略における重要な要素となります。
平成23年度センター試験において、以下のような問題が出題されています。
【第2問 A 問1】
Dad, if my grades improve by the end of the term,
would you mind ( ) my allowance?
ア raising イ rising ウ to raise エ to rise
この問題を解くポイントは2つあります。
1つ目は、『would you mind ~ing』という表現です。
この表現を覚えていれば、正解がアとイのどちらかであることがわかります。
そして2つ目は、『 raise 』 と 『 rise 』 の意味・用法の違いです。
『raise』は他動詞で『~を上げる』、『rise』は自動詞で『~が上がる』という意味ですので
『my allowance』という目的語を後ろに取る動詞は、他動詞の『raise』となります。
この問題は大学入試問題や模試などで、繰り返し出題されてきた問題です。
傾向と対策を考慮して学習している人であれば、5秒で解ける問題です。
考えなくても、基礎的な文法や熟語を押さえるだけで、大きな時間短縮が可能です。
また、この問題で押さえるべきポイントは他にもあります。
それは『would you mind ~ing』に対する答え方と、『raise』の他の意味です。
もちろん、『improve』や『allowance』の意味・派生語などもチェックすべき項目です。
1つの問題に対して答えは1つですが、押さえるべきポイントは複数存在します。
同じ単語や熟語、文法が使われている問題でも、問われるポイントが違うということは十分考えられるのです。
問題を多角的に分析し、必要事項はその都度対策をすることができれば
短期間でも大幅な成績アップをすることが可能となります。
志望校合格や、難関大学への現役進学を目指す方は、最後まで諦めないでください。
たとえ現時点で成績が低迷していたとしても、きっと何か方法があるはずです。
まずは、トライにご相談ください。
緻密な合格戦略と、プロ家庭教師による完全1対1指導で、受験生の目標達成を実現します。
2011年11月3日
【宮城県 大学受験】 理科<生物・地学>
生物は、理科の中で最も暗記が重要である、と言われている科目です。
化学や物理などの科目と比べ、計算問題が極端に少ないことや
用語や語句が非常に多いということが、その理由と考えられます。
しかし実際は、センター試験においても、実験や事象を通して考察する問題が多い科目で
化学や物理と同じように、生物に関しても、暗記だけでは高得点は望めないのが実情です。
また、ここ2年ほどは、センター生物の難易度が易化傾向にあるため
平成24年度入試では、その反動で平均点が下がるのではと予想されています。
またこの傾向は、地学についても同様に見られるのではないかと思われます。
平成24年度入試は、地歴・公民科目と理科について、選択科目の弾力化※1が実施されます。
新しい制度が始まる年度の問題難易度は易化する傾向※2にありますが
平均点は果たしてどのように推移するのでしょうか。
以下に、近年のセンター試験における理科平均点を記載しますので、ご参考になさってください。
【過去4年分 理科平均点】
|
平成20年度 |
平成21年度 |
平成22年度 |
平成23年度 |
生物Ⅰ |
57.64 |
55.85 |
69.70 |
63.36 |
化学Ⅰ |
64.21 |
69.54 |
53.79 |
56.57 |
物理Ⅰ |
64.55 |
63.55 |
54.01 |
64.08 |
地学Ⅰ |
59.68 |
51.85 |
66.76 |
64.30 |
上記、※1と※2については、以下の記事をご参照ください。
※1 5月19日掲載 【宮城県 大学受験】 平成24年度 大学入試センター試験 変更点
※2 5月30日掲載 【宮城県 大学受験】 センター試験変更に伴う最新受験情報③