
2012年7月
2012年7月1日
【宮城県 高校受験】 数学シリーズ第1回 ~図形~
【昨年度入試 出題傾向】
第一問の問5で、直方体の展開図から直方体の面積を求める問題が
そして第二問の問3で、円の中心と円周上の点から角度を求める問題が出題されました。
また第四問では平面図形が出題され、作図問題や2つの三角形の面積比を求める問題が
そして第五問では選択問題Aと選択問題Bの両方で、立体図形の問題が出題されました。
問題内容は、辺の長さや比、面積比を求める問題に加え、合同や相似の証明でした。
【出題予想】
作図問題と合同・相似の証明は、毎年必ず出題されます。
また、1次関数や2次関数との融合問題において、面積を求める問題も頻出です。
円周角の定理や中点連結定理を利用する問題が出題されることも多く
これらの問題は難易度が高くなる傾向があります。
平成25年度入試からは学校選択問題がなくなることが決まっていますが
出題傾向は例年通り、関数分野と図形分野からの出題になると考えられます。
【夏の攻略ポイント】
3年生の秋~冬に学習する『相似の証明』や『三平方の定理』は
高校入試数学を攻略する上で、絶対に外せない重要単元です。
これら2つの単元を学習する前に、1・2年生の復習を終わらせるようにしましょう。
図形に関する基礎学力を完成させた上で、新出単元に臨むことができれば
学習効率が向上し、応用問題や発展問題にも取り掛かれるようになります。