2011年3月5日
2011年度から新指導要領実施!学校の授業が変わります。
寒さが戻ってきました。2010年度も今月で終わります。
中高生ならば学年末のテストの結果が出て一息ついているところでしょうか。もちろん疲れた身体と頭を休めることは必要ですが、あとひと月ほどで次の学年になります。新学期の準備も少しずつ始めましょう。
さて、小学校では指導要領が来年度から完全実施となり、指導時間が増え、学習内容が変わります。マスコミでも取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、英語教育が授業に取り入れられます。外国語の早期教育の効果を否定する学者は少ないのですが、現場の対応が追いついていないのが現状です。まず、小学校の先生で英語の教員免許を持っている方は全体の5%に過ぎません。つまり、ほとんどの先生が英語の指導に関しては素人だということです。現場の先生たちの半分以上が英語を教えることに不安を持っているというアンケートもあります。
自信のなさは頼りなさにつながります。小学生にも先生の自信のなさは伝わると思います。そういう先生に習ってしまうことで、英語に興味を持つどころか、苦手か嫌いになってしまう可能性もあります。
小学校での英語教育の環境が充分に整備されていない状況では、ご家庭のサポートも大切です。子どもたちを英語嫌いにしないためにも、学校での学習方法を確認しておくなど、早め早めに手を打つことが必要になってきます。