2014年3月2日
宮崎県の新高校3年生へ 受験生としての学習法
今回は来年に大学受験をひかえた皆さんに、
受験生としての学習法についてお話しいたします。
○将来を考えて目標(志望校)を決め、科目を絞る
大学受験の試験はこれまでの入試とは違い、すべての科目が課されるわけではありません。
なので、「志望校を全く決めずにとりあえず勉強」ということは難しい。これが大学受験の特性です。
大学受験の勉強を始めること、これはまさしく「人生の岐路に立つこと」なのです。
自分の将来について考え、自分のやりたいことや仕事をするにはどうしたらいいか調べてみましょう。
そうすれば、おのずと向かうべき方向、つまり志望校が見えてくるはずです。
受験そのものが目的化してしまっては、勉強のモチベーションも上がりませんし、
たとえ合格できても、入学後に目標を見失ってしまう可能性があります。
そのためにも今、将来について考えておくことは最重要課題です。
将来について考える時は、まずは現状の成績のことは少し忘れて、
最初から「自分じゃ無理」だとは考えないようにしましょう。
高い目標があなたの努力を後押ししてくれることが大いにあります。
○受験情報を集める
大学受験は情報戦です。
受験する学校数だけをとっても、高校受験とは比べ物にならないくらい選択肢があります。
それぞれの大学・学科によって校風、センターと二次試験の点数配分、
二次試験の難易度や出題傾向など、全く違います。
当然、あなたが勉強したいことと大学の研究室の研究テーマが
マッチしているか、ということも重要です。
高校の進路指導の先生でもこれらすべてを把握するのは不可能です。
だとすると、当然、あなた自身が調べる必要が出てきます。
志望校の偏差値や出題傾向、教育理念や校風などについてできる限り調べてみましょう。
なかなかやりたいことが見つからない人は、大学のHPなどを見ているうちに
やりたいことのヒントを見つけられるかもしれません。
また、受験が近づくにつれ、クラスメートや学校の先生の話題も、それぞれの将来や受験に
関するものが多くなってきます。そういった話にも積極的に耳をかたむけましょう。
○学習計画を立てる
目標が決まったら、その目標に向けて学習計画を立てます。
ここで自分の成績に目を向けましょう。
現在の成績と志望校のレベルがどれくらい離れているのか、
どれくらいの努力が必要なのかを逆算して計画を立てましょう。
学習計画を立てる上で、いつまでに基礎を終え、いつから応用問題に取り組み、
過去問を解くのか、といったことは、現状の学力と志望校のレベルによって異なります。
効果的な学習計画立案には第三者の視点が非常に重要になります。
トライの家庭教師は、勉強の指導だけでなく、皆さんの目標に合わせた
学習計画のお手伝いもいたします。
皆さんの中にはまだ、「大学受験は勉強のできる人がやるもの」という
意識が残っている人もいるのではないでしょうか。
受験はもう他人事ではありません。
この一年の過ごし方があなたの人生を大きく左右するのです。
受験勉強に関するお問い合わせは家庭教師のトライ宮崎校までお気軽にどうぞ。