2015年10月6日
宮崎県 高校入試の傾向と対策 社会編
県立高校入試対策シリーズとして、
科目別に出題傾向とその対策についてお話しいたします。
第4回の今回は、社会です。
歴史、地理、政治、経済と幅広い分野から出題されます。
用語が多く、重要な単語は漢字で書けるように練習しておく必要があります。
まんべんなく出題されているため、日ごろから時間をかけて対策することが求められます。
◎歴史
自分で年表を作成し、重要事項や関連人物などをそこに書き込んだりしながら、
日本・世界ともに流れを整理し確認していく対策が効果的です。
日本史中心の問題がでる年と、日本史と世界史を合わせた問題がでる年があります。
年代や時代を判断させる問題はもちろんのこと、年表・グラフ、資料や写真などとともに、
時代背景を考えながら解答する問題がよくでる傾向にあります。
写真や史料など、教科書や問題の中で出てきたものは、その時代背景や内容をよくチェックし、
覚えていくようにしましょう。
◎地理
世界地理と日本地理の両方が出題されます。
地図、グラフ、写真などを使って日本との位置や時差、気候や文化を答えさせるものが出されます。
宮崎県に関する問題がよく出されるため、地元の情報について、
地元のテレビや新聞などで日ごろから関心を持つことが重要となるでしょう。
◎政治・経済
公民分野で、政治と経済はどちらも均等に出題されています。
近年、特に人権と日本の政治の仕組みを中心に出題されています。
最近は、用語そのものをたずねる問題よりも、
グラフや図表、その他の資料とともに出題されて、思考力・読解力を問う問題がふえてきているようです。
教科書や問題集にでてくる基本的な用語や事項を理解し覚えるとともに、
普段から時事問題に対する理解を深めておきましょう。