2021年9月14日
宮崎県公立高校入試について!
宮崎県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ宮崎校です。
今回は宮崎県公立高校入試について書きます。
◆宮崎県公立高校入試の仕組み
〇内申書
内申書には、中学1年生から3年生まで各教科の観点別学習状況と5段階の評定が記載されます。中学3年生の観点別学習状況と評定は、12月末までの成績が記載されます。内申書に記入されたこれらの評定が合否判定でどう扱われるかは非公表になっています。
〇推薦入学者選抜
宮崎県の全ての公立高校で推薦入学者選抜が行われます。今まで受験者には学力検査が必須でしたが、2022年度からは学力検査の実施有無が選択可能になります。 学力検査は国・社・数・理・英の中から各高校が2教科または3教科を指定します。試験時間は各教科30分。なお、学力検査では学校によっては傾斜配点が行われることもあります。
学力検査を行わない場合は適性検査は必須になります。これまで作文と面接のみだった適性検査の内容も各高等学校の校長がその高校の特色に則って決定できるようになり、面接、小論文、スポーツ・文化に係る実技、自己表現、実験、総合的な学習の時間の成果発表等も適正検査の内容として認められるようになります。
選抜は、それらの結果と、推薦理由書、調査書等を資料として総合的に判定されます。
また、大きな変更点として、これまでは推薦入学者選抜に出願する場合、在籍中学校長による推薦「推薦理由書」の提出が必要でしたが、これを廃止。在籍中学校長の推薦を必要とせず「自己推薦書」のみで出願できる自己推薦型の推薦入試へと変わります。
〇一般入学者選抜
一般入学者選抜では学力検査と面接が実施されます。学力検査は「国語」「数学」「社会」「理科」「英語(リスニングテストを含む)」各50分、各100点満点(合計500点満点)で行われ、一部の高校によっては傾斜配点が実施されるところもあります。また体育コースでは適性検査が行われます。
選抜は、学力検査の成績、調査書、面接などの結果により総合的に判断されます。選抜材料の中で何が重視されているかなどの比重に関しては非公表となっています。
複数志願に関して、学科を複数置く高校はそれぞれの学校・学科の定めによって第2志望または第3志望まで志願することが可能です。
また、「普通科系専門学科」を第1志望とした場合、同じ高校の普通科の他にも他校の普通科、探究科学コース、文理科学コースを第2志望とすることもできます。
一番の変更点としては、【自己推薦入試】に変わったことです!
これまでは学校長の許可が必要だったため、各学校受験人数が限られていましたが、今回の変更により、より多くの受験生が受験できるようになりました。
これにより、受験生の増加が予想されます。
そうなると、学校も今まで以上に受験する生徒が増えるので、全員のサポートは物理的に難しくなり、確実に今までと同じような細かいサポートは不可能となります。
トライ宮崎校では、そういった受験生をできる限りサポートさせていただきます!
是非、この機会にお困りのことがあればトライ宮崎校までお問い合わせください。
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