2012年5月
2012年5月31日
岡山県 高校入試情報
平成25年度公立高校入試は、新制度で実施されます。
各学校において説明会などが開催されていると思いますが
以下に例年の制度入試のポイントを記載しますので、もう1度確認するようにしてください。
ご不明な点やご質問などがございましたら、いつでもトライまでご連絡ください。
わかりやすく、そして丁寧に対応させて頂きます。
<推薦入試>
前期選抜においては、各高校が独自に設定する出願要件を満たせば自由に出願できます。
調査書点に加え、面接・実技・適正検査の総合点で合否が決まります。
適性検査は、総合問題か作文・小論文です。
<一般入試>
調査書点と学力検査点の比重は各高校が独自に定め、事前に公表します。
内申点と学力テストの総合点で合否が決まります。
推薦入試でもし不合格であったとしても、一般入試で再チャレンジすることができます。
両方の入試に共通するポイントは、内申点が何点とれているかということです。
今、皆様からたくさんいただくご相談も、内申点対策≒定期テスト対策です。
今の時期から着実に勉強するかどうかが大きな分かれ目となるということは、
入試方式を見ても一目瞭然です。
ちなみに、内申点は中学3年間の成績が対象となり、
一般入試では中3時の内申点が重視されます。
また、傾斜配点については非公表となっています。
夏休みまであと少しの今だからこそ、内申点アップが大切な時期です。
秋から全力で入試対策に取り掛かれるよう、
短期間ですべきことを分析・整理し、効率の高い勉強方法を探しましょう。
2012年5月22日
岡山県 志望校選びのポイント
●志望校選定における5つのポイント
「早期に志望校を決める」ことは、受験対策を進めるうえで大変重要です。
以下の5つのポイントを参考にして頂き、有利に対策を進めましょう。
① 「現在の自分の学力」をチェック
現在の自分の学力を把握する(各校合格までの距離をつかむ)
② 「合格の難易度」をチェック
偏差値一覧を参考にし、それぞれの高校の難易度を理解する
③ 「入試の仕組み」をチェック
入試日程や、内申点はどの程度重視されるか等を把握する
④ 「進路実績」をチェック
将来自分がどうなりたいか、卒業後のイメージをつかむ
⑤ 「部活や行事の充実度」をチェック
勉強以外の学校の特色を知る
●公立高校入試における3つのポイント
受験対策にあたっては合否判定基準をきちんと理解し、対策を進める必要があります。
岡山県公立高校入試については以下のポイントをおさえましょう。
① 調査書(内申点)
中学3年間の成績を総合的に評価します。つまり、中学1・2年の成績も合否に影響するのです。
入学当初から受験のことを意識して課題提出や定期テスト対策を進めると、
高校入試で有利になるのです。
*普通科高校では中学3年時の内申点を重視する傾向があります。
② 自己推薦入試
・内申書
・志願理由書
・面接
・適性検査
これらを総合的に評価し、合否を決定します。
自己推薦入試の評価(採点)は、目的意識や適性などを重視されます。
*普通科高校については、制度廃止の方向で検討が進んでいます。
③ 一般入試
・学力検査(70点×5教科=350点満点)
・内申書
・面接・実技検査
これらを総合的に評価し、合否を決定します。
つまり、いかに早期に志望校を見据え、そのボーダーラインに対する対策をとるかが
合格へのカギとなります。
*岡山朝日高校(英語、数学、国語)では独自の入試問題が作成されています。
2012年5月19日
岡山県 金環日食を見よう!
みなさんご存じの通り、5月21日は『金環日食』が見られる日です!
今日本中で持ちきりの話題である「金環日食」ですが、
なぜこんなにも盛り上がっているのか。今回はそのことについてお話しします。
まず、「金環日食」を見ることができる周期がポイントです。
前回、日本の本州で金環日食が見られたのは、1839年の江戸時代です。
1987年には沖縄で観測されましたが、日本広域で見られるのはめったにない機会なのです。
ちなみに、日本で見られる金環日食の頻度は、約300年に1回です!
次に、「金環日食」という珍しい現象のメカニズムがポイントです。
『金環日食』とは、太陽と月と地球(観測点)が、きれいな一直線上に重なるときに起こる現象です。
太陽より小さく見える月が、太陽と地球に挟まれる状態になるので、
太陽の光がドーナツの輪のような形で見られます。これが、『金環日食』です。
完全な「金環日食」は地球上どこでも同じタイミングで見れるわけではなく、
今回で言うと、東京や鹿児島では観測できますが、残念ながら岡山では
完全な金環日食は観測できません。
しかし、きれいな環にこそなりませんが、太陽のほとんどの光がさえぎられる
「部分日食」を観測することができます。
最後に、今年度の高校入試に出題される可能性が高いこともポイントです。
めったにない天文現象であり、日本中で話題になっている『金環日食』。
今年度の高校入試に出題される可能性は高いのではないでしょうか。
少し朝早く起きなければいけない方もいると思いますが(7:28ごろが最大日食)、
是非とも観察してみて、その現象のメカニズムを理解しましょう!
観測する際は、太陽を直視することは絶対に禁止です!
「日食メガネ」という、専用のメガネを必ず着用してください。
失明する恐れもあります。必ず正しい方法で観察しましょう。
2012年5月12日
岡山県 県立中高一貫校の中学受験
岡山県 中高一貫校の受験ニーズが依然高い状況は皆様ご承知の通りです。
[平成24年度入試の振り返り]
岡山操山 定員120名
受験者数554名 倍率4.62倍
倉敷天城 定員120名
受験者数465名 倍率3.88倍
岡山大安寺 定員120名
受験者数765名 倍率4.78倍
・平成23年度の受験から受験者数を比べると、
操山-119名、天城-70名、大安寺-27名と受験者数は減少している。
・出題傾向として、平成24年度受験から共通問題が出題されています。特に、学校別の問題では
規則性の問題や回転体など論理的な思考を問われる問題が出題されています。
また理科・社会でも現象や事実に対して理由を問われるものが中心になっており、
正確な読解力、想像力、表現力が問われる問題構成になっています。
[平成25年度受験に向けて]
学校ごとの受験レベルは、操山-天城-大安寺の順位は変わりませんが、
学校ごとに求める人材像があり、学校の生徒募集の狙いや、考え方に事前に触れておく
必要があります。説明会はもちろん参加するとともに、高校の進学実績や
実際に出身者から話をきくなど、具体的なイメージを作ることも大切だと思います。
学習の対策として、
①指導要領の変更に伴い増加した学習内容を漏れなく身につけること。
②更に応用させた問題への取り組みを早期から行うこと。
③適正検査の傾向対策は遅くとも6年生の夏前にはとりかかるようにすること。
そのため基礎的な分野の習得はそれまでに取り組むこと。
受験者数は減少しておりますが、依然進学ニーズは高く、進学実績を
各校とも伸ばしていることを考えると、難化の状況は今年度も変わらないと思われます。
特に、岡山操山の入試レベル(内容・進学実績・ニーズ)は目に見えて高まっていますので、
例年よりも早期の対策が必要だと考えています。
家庭教師のトライでは、お子様の目標に向けて、
最短距離での対策が可能です。お気軽にご相談ください。
2012年5月9日
岡山県 ノートの取り方を変えよう!
成績を伸ばす「ノートの作り方」
授業が本格的に進んでまいりました。
今回は、皆さんから良く相談されるノートの作り方のポイントです。参考にしてください。
テストで点を取るためには次のことを心がけなければなりません。
① わからないところは残さない。必ず解決する。
② 学校の授業に集中して臨む。そのためには事前の予習が大切。
③ 理解したものは忘れないように反復する。最低でも3回は自力で解けるまで繰り返す。
④ ①~③を実践できるようなノートを作る。
学校の授業用ノートの作り方 - 3つのルール
[ルール1] 学校の授業を受ける前にやるべきこと
1)教科書名・テキスト名を書く
2)テキストのページを書く
3)問題を写しておく
4)自分なりに考えておく
[ルール2] 学校の授業中にやるべきこと
1)先生の説明は黒字(鉛筆)で写し取る
2)特に先生が口頭で説明したことを赤字で書きとめる
3)ノートは例題1問につき見開き1ページを使う
4)スペースが空いていても埋めなくても良い
[ルール3] 自習でやるべきこと
1)ノートの右側に「その日の夜までに」必ず一度は自力で解いてみる
2)自力で解けた場合は、右上に日付を打つ。一度解けたものであっても、
自力で3回は解くこと。前回解いた日から数えて5日以内に取り組むこと。
3)解けなかった場合、
① 答えを見て理解できた場合はブルーのポストイットを貼る
② 答えを見て理解できなかった場合はオレンジのポストイットを貼る
家庭教師の先生などに教えてもらい必ず解決する。解決できたらブルーのポストイットに変える。
次の日に必ず解きなおしを行うこと。解けた場合はポストイットを外し、
ノートの右上に日付を打つ。解けなかった場合は、ポストイットをそのまま残し、翌日に取り組む。
詳しくは本部までお問い合わせください。
ノートを、学校用のノート、演習ノート、自習ノートにわけると更に効果的です。
2012年5月7日
岡山県 教育情報について
新学習指導要領がスタートした中学校の理科・数学の注意点です。
今月中間テストがある学校も多いと思いますので、数学・理科に関しては早めに準備に取り掛かりましょう。
中1・中3において気をつける単元を挙げていきます。参考にしてください。
≪中学1年 数学追加内容≫
◎数と式
・数の集合と四則計算の可能性
・文字を用いた式による表現や読み取り
・簡単な比例式
◎図形
・平行移動、対象移動、回転移動
・投影図
・球の表面積と体積
◎関数
・関数関係の意味
◎資料の活用
・ヒストグラムや代表値の必要性と意味
・ヒストグラムや代表値による資料の傾向の把握と表現
≪中学3年 数学追加内容≫
◎数と式
・有理数・無視数
・解の公式を用いたに次方程式の解法
・平方に変形してとくこと(係数が偶数中心)
◎図形
・相似な図形の面積比と体積比
・円周角と中心角の関係の意味と証明
・円周角と中心角の関係の活用(円周角の定理の逆)
・いろいろな事象と関数
・標本調査の必要性と意味
・標本調査による母集団の傾向の説明
≪中学1年 理科追加内容≫
◎力と圧力
・力とばねの伸び、重さと質量の違い
◎圧力
・水圧を含む(水圧・浮力)
◎物質のすがた
・代表的なプラスチックの性質(密度も含む)
◎状態変化
・粒子のモデル、粒子の運動
◎水溶液
・粒子のモデル、質量パーセント濃度
◎植物の仲間
・種子をつくらない植物の仲間(シダ植物・コケ植物)
◎地層の重なり
・断層、褶曲
◎火山と地震
・火山岩・深成岩は代表的な岩石を扱う
≪中学3年 理科追加内容≫
◎電流
・電力量・熱量
◎電流と磁界
・直流と交流の違い
◎化学変化
・酸化と還元
・化学変化と熱
◎生物と細胞※単元追加
◎動物の仲間
・無脊椎動物の仲間(節足動物・軟体動物の観察・比較)
◎生物の変遷と進化※単元追加
◎天気の変化
・水の循環
◎日本の気象
・日本の天気の特徴
・ 大気の動きと海洋の影響