2024年1月16日
◇速報版 2024年度共通テスト概況
みなさん、こんにちは。
今回は2024年1月13日(土)・14日(日)に実施された、2024年度共通テストの概況《速報版》をお届けします。現在高2・高1の方は、傾向等を踏まえて今後の学習を進めるようにしてください
1 全体概況
◇“知識を前提に、文章・資料の考察力を問う”という共通テストの狙いは維持
◇数学はⅠA・ⅡBともに計算量は減少したものの、時間制約が厳しい状況は変わらず
◇難化の続いてきた生物が易化し、理科科目の難易度の大幅な差が是正された
2 難易度評価(昨年度と比較)
3 英語・国語・数学の難易度や内容の振り返り
◇英語 リーディング:文章の構造を効率よくとらえる力の錬成が必要
◇英語 リスニング:1回でポイントを押さえて聞き取る練習が必須
◇数学Ⅰ・数学A:時間のかかる問題にどれだけ時間を残せるか
◇数学Ⅱ・数学B:用語の定義・公式の意味の理解度が成否を分ける
◇国語(現代文):資料読解が必要。正誤判断しやすい設問が増加
◇国語(古典):資料文の正確な理解が選択肢消去のカギ
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2024年1月11日
【情報Ⅰ】大学ごとの入試活用
現高校2年生から、情報Ⅰが指導要領改訂によって入試に課されるようになります。
現時点での情報では、大学ごとの「情報Ⅰ」の入試活用は以下のようになっています。
国立大学は、すべての大学で課すことが決まっています。
ただ、「受験必須だが、配点は0(つまり合否には無関係)」という国立大学もあります。
公立大学はバラバラで、必要ない大学の方がやや多いです。選択式の大学もあります。
私立大学は必須としているところはほとんどありません。
-現時点では、他科目の対策を優先しよう!-
現高2生は情報よりも他科目の対策を優先する方が得策です。
まだ情報が不十分なため、志望校の「情報Ⅰ」の配点比率が低い場合は特に、他の配点比率が高い科目対策を行いましょう。
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2024年1月4日
入試直前期・当日の過ごし方
大学受験生向け(共通テスト)
◆試験前日◆
1)準備物を再度確認しておく
受験票、筆記用具、時計(音が出ないもの)等、持ち物に不備がないか、再度確認しておきましょう。
特にシャーペンや鉛筆、消しゴムは予備を必ず持っていくようにしてください。
参考書は、何を見ればよいかと焦らないように、数を絞って持っていくことをお勧めします。
簡単に確認できる暗記科目の参考書や自分でまとめたノートなどが良いでしょう。
2)普段と変わらない生活や学習を心がける
試験前でも、食事や起床時間など、普段と変わらない生活を送りましょう。
学習も、日頃のルーティン学習と簡単な振り返りに留め、遅くまで勉強せずに早めに休みましょう。
◆試験当日◆
☑移動手段と服装に注意!
移動は、なるべく公共交通機関の方が安全です。天候・運行状況もチェックしておきましょう。
また、試験会場で体温調整ができるように、着脱可能な服装にしましょう。
いつも通り、という点でも、高校生は学校の制服で受験するのが良いと思います。
☑科目選択に注意!
数学や理科、社会科目では、科目の選択を行います。
その際、自分が受験する科目選択のミスに注意しましょう。
特に気をつけてほしいのが、「地理歴史、公民」、「理科①」、「理科②」の科目選択マークミス。
誤ってマークした場合、適切に採点されないため、注意してください。
☑マークミスに注意!
数学の分数の分母と分子の数字を間違えてしまったり、国語の古典から解き始めて解答欄の記入にずれが生じてしまったりと、ミスをしやすいので、細心の注意が必要です。
見直しは必要ですが、最後の方の問題まで気づかずに進めてしまうと、書き直しが間に合わない可能性もあります。
例えば大問ごとで、解答後にマークシートと問題用紙を照らし合わせて、ミスやずれがないかを確認しましょう。
中学受験生向け
◆試験日まで◆
1)試験日までと、試験日のタイムスケジュールを把握しておく
複数の学校を受験する場合、試験日が連続になっている場合もあるので、タイムスケジュールの確認を行っておきましょう。
何時からの試験があり、移動は何時にすればよいのかなど、直前に困らないように正しく調べておいてください。
2)普段と変わらない生活や学習を心がける
入試が近づいているからと言って特別なことをせず、いつも通りを心がけた方が良いです。
日々行っているルーティンの勉強があれば、変えずに取り組みましょう。
また、取り組む問題も新しいものではなく、一度解いた問題の中で少し曖昧なものなどを再度確認すると良いです。
3)体調管理は最優先、最大限の配慮を!
受験前のこの時期、何と言っても一番重要なのは、体調管理です。
万全の状態で試験にのぞめるよう、体調管理は徹底しましょう。
少し体調が悪い日があれば思い切って休んで、早く回復させることを優先してくださいね。
◆試験当日◆
☑日頃使っている筆記用具を利用する
使い慣れた筆記用具を使いましょう。鉛筆や消しゴムの予備は入れておきましょうね。
☑なるべく公共交通機関を利用する
車だと移動時間が読みづらいですし、万が一のことを考えて遅延証明が出せる公共交通機関の方が安全です。天候や運行状況もチェックしておきましょう。
☑生活リズムは普段と同じにする
寝る時間、起きる時間、朝食のメニューなどは変えず、いつもと同じ日常だと感じられるようにしましょう
☑体温調整ができる服装にする
試験会場は寒さも敵ですが、逆に暖房で暑く感じる場合もあります。着脱しやすい上着にしましょう。
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2023年12月23日
生活リズムを整えよう
みなさんこんにちは。
寒くなり、布団から出たくない日が多くなってきましたね。
今日は、生活リズムと学力の関係性についてお話しします。
「早寝早起き」は大切だということは、いろいろなところで聞いていると思います。
私たちの身体は、実は25時間周期で動いています。そのため、何も考えずに過ごしていると、身体はどんどん遅寝、遅起きになってしまいます。しかし、現実世界は24時間周期で動いているため、生体時計を調整する必要があります。早起きして朝日を浴びることで、生体時計がリセットされ、翌日も元気に動いたり考えたりできるようになります。
令和元年度の全国学力・学習状況調査によると、毎日の就寝リズムや起床リズムが決まっている生徒のほうが、そうでない生徒よりも平均正答率がよかったという調査結果が出ています。
生活リズムを改善させたいと思ったら、まずは早起きから始めましょう。
眠たくないのに眠るのは難しいことです。早起きから始めて、生活リズムを改善させていきましょう。
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2023年12月16日
【受験生】過去問の活用方法
本格的な受験シーズンとなりました。
この時期、受験校の過去問に取り組み始めるタイミングかと思います。
そこで、過去問の活用方法について今回はお話します。
過去問の利用目的
■出題傾向の分析
入試問題には学校ごとに傾向があります。
どの単元が多く出されるか?何をどのように問われる問題が出されるか?を把握し、その傾向に応じて対策を行う方が効率的です。
過去問から出題傾向を分析し、頻出の単元や問題の練習を繰り返し行いましょう。
■時間配分の計算、戦略立て
時間配分を正しく行うことは入試においてかなり重要です。
実際、「模試やテストになると時間が足りなくなって解けない」というご相談はかなり多いです。
まずは、受験の合格のために必要な総合点から、各教科ある程度の目標点を設定しましょう。
そして、目標点をクリアするために、各大問にどのくらいの時間をかけるべきかの判断を行います。
問題を解く際に設定時間を意識しながら取り組みましょう。
過去問を解く際の注意点
①必ず時間をはかって解くこと
過去問を解く際は、必ず時間を計って行いましょう。
その時、大問ごとにかかった時間も分かるようにしておくことが大切です。
②必ず解きなおしを行うこと
過去問は解いた後の方が大切です。
間違えた問題の解法や知識を参考書等で確認した上で、もう一度忘れないうちに解きなおすようにしてください。
その後、日にちをあけても良いので、同じ過去問を2回、3回と繰り返し解くようにすると尚良いです。
過去問をうまく活用し、受験までに万全の準備を行いましょう!
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2023年12月9日
冬休み・年末年始の過ごし方
今回のテーマは、 『冬休み・年末年始の過ごし方』です。
受験生の皆さんへ 冬休みの学習戦略はコレ!
重要科目への集中
冬休みは受験勉強の大事な時期です。志望校の過去問や模試を解きながら、苦手科目やポイントの理解に焦点を当てましょう。計画的かつ効率的な学習が合格への鍵です。
睡眠と休息の確保
長時間の勉強だけでなく、十分な睡眠とリラックスも大切です。集中力を維持し、記憶力を向上させるために、適度な休息をとりながら効果的な学習を心がけましょう。
効率的な予習・復習の実践
冬休みは未学習の内容の予習と、これまでの学習内容の復習に使いましょう。新たなトピックの理解と、復習を通して知識の定着を図り、試験本番に臨む準備を整えるようにしましょう。
小学生の皆さんへ 楽しく学ぶ冬休みの過ごし方
学びの遊び化
冬休みは学びを楽しさに変えるチャンスです。絵本や科学実験キットを使った遊びを通じて、自然な形で知識を吸収し、好奇心を刺激しましょう。
家族との学習タイム
家族で一緒に学び合いの時間を設けることで、子供たちは学習をよりポジティブに捉えることができます。親子でクイズやゲームを楽しんで学び、コミュニケーションを深めましょう。
宿題の工夫
宿題を効率的に進めるために、週ごとに進捗を確認するプランを立てましょう。スケジュールを立て、宿題と遊びのバランスを保ちながら、リラックスした冬休みを楽しみましょう。
中学生の皆さんへ バランスのとれた冬休みの過ごし方
遊びと勉強の調和
冬休みは遊びと勉強の両方を大切にしたいですね。部活動やイベントを楽しみつつ、効果的な学習時間を確保して、新学期に備えましょう。
学年ごとの重点的な勉強
学年ごとに適した勉強計画をたて、1日の学習時間を工夫することで、理想的な冬休みを過ごせます。学力向上と学習習慣の確立を目指しましょう。
効率的な学習計画
宿題の優先順位を考慮し、サンドイッチ勉強法や睡眠暗記法などを活用して、効率的で効果的な学習計画を立てましょう。冬休み明けのテスト対策も視野に入れ、計画的な学習を心がけるのがよいでしょう。
高校生の皆さんへ 充実した冬休みを満喫しつつ成績向上へ
テスト対策の焦点設定
冬休み明けに控えるテストに向け、苦手科目や未学習のトピックに焦点を絞りましょう。徹底的な対策で、新学期からのスタートを良く切ることが重要です。
趣味やアクティビティの導入
ストレス発散とリフレッシュのために、趣味やアクティビティを取り入れましょう。趣味を通じて得たエネルギーは、学習意欲向上につながります。
進路や将来への備え
冬休みは進路や将来についても考える良い機会です。進路調査や資格勉強、職場体験など、将来に向けたプランを練り、自分の目標に近づく一歩を踏み出しましょう。
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2023年12月2日
私立大学の共通テスト利用について
本日のテーマは、 『私立大学の共通テスト利用について』 です。
国公立大学を受ける際に併願において共通テスト利用を使用する方は多いかと思います。
選ぶ学部・学科によっては、ボーダーがかなり高くなる大学もありますので、そういった情報は確認するようにしてください。
基本的には、科目数の増減や、学部・学科の人気によってボーダーの数値は上下します。そのため、一つの大学の情報をもとに共通テスト利用を併願すると、必要な得点率が全く異なるという可能性もありますので、注意して併願校を決めていくようにしましょう。
以下は、主要な私立大学のボーダー一覧です。中には国公立よりボーダーが高い私立大学の入試方式もあります。
東日本
※ データは現時点でのパスナビ情報。単独利用のみ。
西日本
※ データは現時点でのパスナビ情報。単独利用のみ。
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2023年11月23日
県立高校、中学校のインターネット出願について
令和6年度岡山県立入試において、すべての県立高校、県立中学校、県立中等教育学校、すべての入試でインターネット出願が実施されます。
受験票は出願サイト上で交付されるので、受験票の交付期間に各自でダウンロードして印刷し、切り取り線で切り取り、受験当日に持参してください。
岡山県立高校
岡山県立中学校、県立中等教育学校
詳細については、岡山県教育委員会のHPをご確認ください。
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2023年11月16日
【現高2生】2025年度『新』共通テストの変更点
今年度の共通テストまであと2か月となりましたが、
今の高校2年生からは、新指導要領に合わせた共通テストを受けることになります。
変更点をおさえ、適切な対策を取ることが重要です。
2025年度共通テストからの主な変更点
国語
・資料読解の設問が追加され、大問5問構成に。
・試験時間が10分延長。
→資料を読み取る力、正しく解釈する力が求められる。資料や文章に対するアウトプットを増やすことが必要。
数ⅡB
・数Cが追加され、数ⅡBCに(内容は旧数Ⅲが含まれる)
・大問6問構成で試験時間10分延長。
→国立受験生の負担が増。基礎を今のうちから理解し、抜け漏れない学習が必要。
社会
・日本史や世界史に『歴史総合』が追加。近現代の日本・世界の時代の流れが問われる。
・倫理や政治・経済に『公共』が追加。今の『現代社会』に近い内容。
→高1の学習範囲が広く出題。高1時に学力を定着させることが必須。
情報
・『情報Ⅰ』が追加。国立ではほぼ必須
・プログラミングや思考力、情報社会で必要な知識を問う。
→情報に限らないが、いかなる問題を解くときにも思考力が求められる
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2023年11月9日
【受験生】併願校選びの軸(中受・大受)
本格的な受験シーズンとなってきました。
第一志望校と併せて、併願校の選択も最終局面になっている時期です。
受験校を選択する際は、何を軸とするのか、を設定して決めていきましょう。
中学受験では、学校の特徴(校風)が重要な軸になります。
大学受験では、入試傾向や「大学に入ってから何ができるか」も重要な軸になります。
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