2013年2月18日
【沖縄県】県立高校2次募集について
高校受験生の皆さんは、最後の追い込みに励んでいると思います。
もちろん、第一志望校に合格することが大事ですが、
万が一不合格になった場合、2次募集に出願することになります。
毎年、一次試験の合否が判明してから2次募集の願書提出までの期間は短いので、
考える時間がなかった、という声も良く聞きます。
いざという時に慌てないでいいように、事前に知識だけでも入れておきましょう。
【1】二次募集とは、一般試験で不合格だった人が、再度県立高校を受験するための募集です。
【2】定員に満たなかった高校が、入学者数を補充するために行う制度です。
なので、一般試験で定員を満たした高校には応募できません。
【3】二次募集用の試験はありません。一般試験の成績がそのまま使用されます。
面接は行われます。
【4】二次募集で集まる生徒のほうがレベルが高い学校もあります。
例えば、首里東高校。
二次募集では、開邦高校や那覇国際高校、那覇高校、首里高校を不合格になった人が
受験することも考えられます。
特に、第一希望 首里高校、第二希望 首里東高校という人が多いです。
首里高校を受けてダメなら首里東高校に行く、と決めている人もいます。
同様に、球陽高校・普天間高校を不合格だった人が北谷高校にいくこともあります。
【5】定員通りに募集しないこともあります。
例えば、昨年度の北谷高校。二次募集の定員190人に対し、応募が196人ありました。
しかし合格したのは131人。ほぼ定員の応募があったにも関わらず、65人が不合格でした。
石川高校は定員117人に対し志願者124人、合格者は80人でした。
他の学校も、人数の差はあれど、同じような傾向が見られます。
二次募集で不合格だった場合、その後の進路はどうなるのでしょうか。
①通信制の高校に行く ②専門学校に行く ③来年再度受験する
のどれかになります。
3月7日・8日に行われる一般試験で進路はほとんど決まってしまいます。
「二次募集があるからいいや」という考えは非常に危険です。
あと3週間、やれるところまでやりましょう。