教育プランナーブログ

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今回は、沖縄県の県立高校入試についてのご案内です。

 

高校受験は、昨年度は3月7日と8日の2日間に渡って行われました。

今年の入試日程はまだ発表されていませんが、おそらく3月6日・7日ではないかと予想されます。

 

沖縄県の県立高校入試の合否判定は、

『内申点』『本番の試験』の成績で決まります。

 

 

①内申点とは、通知票の成績です。

各学年の学年末の通知票の成績の中で、5教科はそのまま足し、副教科4教科は評定を1.5倍します。

 

例えば、5教科がすべて4で、副教科4教科がすべて3の場合、

 

4+4+4+4+4+(3+3+3+3)×1.5=38

 

となります。

 

もし、3年間同じ成績だとすると、38×3=114となります。

 

通知票の評価基準は、定期テストなどの成績+出席+提出物などで判断されます。

 

特に出席の評価が厳しくなっています

テストだけではなく全般的な取り組みで上げていきましょう。

 

 

 

②本番の成績

1教科60点、5教科で300点満点です。

 

 

 

この①と②の合計で判定されます。

そして、重要度はほとんどの学校で①=②です。

 

普段の学習力が重視されています。受験に備えて焦って勉強するのではなく、

普段の勉強からきっちりと取り組めば、その分高校合格へと近づいていきます。

 

受験の方法は変わっていません。今学校でやっていることをきちんとやっていきましょう。

 

 

 

一般入試とは別に推薦入試も行われます。

 

 

推薦入試は、一般入試に先立ち行われます。

 

一部の学校を除き、一般の学科試験は行われませんが、いろいろな活動の実績で評価されます。

その評価基準は学校によって様々です。

 

たとえば、首里高校(普通科)推薦入試選抜基準はどうなっているかというと…

 

①内申点+②諸活動もしくは個性表現+③勤怠の実績

 

の合計点で判断されます。具体的には、

 

①内申点

 1年生の成績+2年生の成績+3年生の成績×1.5 最大157.5点

 (成績は5段階評価。国社数理英の5教科は原則4以上とらなければならない)

 

②諸活動の実績

 ・文化活動 … 最高賞/最高賞につぐ賞/顕著な成績と認められる

 ・スポーツ活動 … 県代表/県大会ベスト4以上/県大会に出場

 ・英検・数検・漢検 … 2級/準2級/3級 などで 24点/12点/6点

 

②’特別活動

 ・生徒会長/生徒会役員/級長 などで 8点/5点/2点

 ・部活動3年継続 で 5点

 

③勤怠

 ・3年間皆出席/3年間で欠席1回/3年間で欠席3回以内 で 8点/5点/2点

 

等です。

 

学校によって基準が違います。詳細は学校、またはトライにお問い合わせください。

 

読んでいただいてお分かりの通り、高校入試のためには、

中1の頃からしっかりと準備をしなければいけないということです。

今から始めればまだ間に合う人も多いと思います。しっかりと頑張ってください。

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