教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



先日、「沖縄県児童生徒の生活実態調査」が沖縄県教育委員会より発表されました。
就寝時間・朝食摂取状況・学習時間等様々な角度から検証がなされています。
 
この中で一番気になる点が学習時間です。
 
発表によると、1日当たりの学習時間は
 
小学5年生 0分~30分未満約10%、1時間~2時間約42%  なのですが、
 
中学2年生 全くしない12.5%、1分以上30分未満22.2%、30分以上60分未満33.6%
 
となっています。
 
つまり、中学2年生では、30分未満しか家庭学習しない生徒数が全体の約3分の1、
60分未満が約3分の2を占めます。
 
中学生の家庭学習の量の激減が目立ちます。
 
単純に学習量の低下が成績の低下につながっているのです。
 
 
その他、以下の点がまとめられています。
詳しくは沖縄県教育委員会のホームページをご覧ください。
 
① 朝食の質がよい、つまり朝食の摂取自体も重要であるが、2品以上食べている子どもは
 学力が高く、学習時間も長い。
 
② 過剰な部活動は学力や学習時間に対してマイナスの影響を与える。
 特に小学生においては休日の活動時間が、中学生においては週当たりの活動日数が影響を与えていた。
 
③ 保護者が夜更かしだと子どもも夜更かしになるというように、保護者の生活リズムは
 子どもの生活リズムに影響を与える。
 
④ 「子連れで居酒屋」という慣習により、生活リズムが乱されている可能性がある。
 
⑤ 登校時の車での送迎率は、小学生で26%、中学生で34%にものぼる。
 
⑥ 保護者と子どもの回答にずれがあるのは、保護者が子どもの状態を正確に把握できていない
 ためである可能性がある。

このページのトップに戻る

沖縄県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら