2014年12月5日
【沖縄県】内部進学のポイント
中高一貫校(昭和薬科・沖尚・興南)に通っている中学生は、基本そのまま高校に上がれます。
しかし、最近は基準が厳しくなりつつあり、試験を行って点数がよくなければ、
下のクラスに落とされることもあります。
沖尚では、「パイオニアコース」から「チャレンジャーコース」へ
興南では、「フロンティアコース」から「総合進学コース」へ
したがって、いわゆる「中だるみ」がなくなっている傾向にあります。
高校から沖尚・興南に入る人もいます。高校から入学する生徒のレベルは総じて高いと言われています。
外進生のほうが、高校入試の勉強をしている分成績もいいということです。
内部進学をした生徒は、その人達に負けないようにすることが大事です。
そのために、公立高校や沖尚・興南の過去の入試問題を解いてみて、
自分の実力がどれだけあるのか試してみましょう。
沖尚中生・興南中生も、高校入試と同じ日に同じ問題で試験があります。
この試験には上記のクラス分けの意味もあります。
ただ、沖尚中・興南中ともに授業進度が速く、すでに高1の内容に入っており、
授業の内容と試験では微妙に範囲が異なると思います。
ですので、過去問題を解くことが大事になります。
あえて下のクラスを希望する人もいます。
「ついていけなさそうだから、下のクラスでいい成績をとろう」という考えです。
でもそういった生徒は、下のクラスにいってもいい成績がとれないことが多いです。
上のクラスで頑張るほうが、結果がでることが多いのです。
特に大学進学を希望している場合はできるだけ上のクラスにいるようにしましょう。
尚、私立中学校に通っている生徒が、県立高校を直接受験することはできません。
県立高校を受験したい場合は、いったん公立中学校に転校した上で受験するかたちになります。
その際、内申点なども引き継がれます。
学校を変えるからといって、手抜きはできません!