2011年1月15日
社会人の看護専門学校受験
最近、社会人の方から看護師になるために看護専門学校に入りたい!というご相談を多く頂きます。
私なりに調べてみましたところ、看護師には、「正看(高看)」「准看」の2つの資格があり、「正看」は3年、「准看」は2年の教育を受けて、国家試験・都道府県知事試験に合格すると資格が与えられ、求人を出している病院の面接を受けて、合格すれば晴れて看護師や准看護師として働けます。
では、雇用不安が叫ばれている昨今に求人を出している病院がどれぐらいあるだろうと気になってさらに調べましたが、少子高齢化の影響で、看護師は慢性的な人手不足が続いているそうですので、引く手あまたのようですね。しかも、この高齢化は2029年まで進展するらしいので、看護師不足はさらに拍車がかかるみたいです。
気になる収入面も関西の平均年収500万前後(大阪523.6万、滋賀492.1万、奈良480.1万、兵庫479.3万、和歌山445.3万 平成20年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)に対して、看護師は475万、准看護師でも405万なので、資格さえ取ってしまえば、就職は約束されたも同然の「看護職」は、今後も人気の就職先となることでしょう。
最近、看護師専用の求人サイトが目につくのもうなずけますね。