2011年6月16日
【大阪府】夏休みに取り組むこと(センター試験対策)~英語編~
高校3年生は、夏休みは標準レベルの問題をどれだけ解けるかを見直したい時期ですよね。
センター試験は、標準問題の集大成ともいえるレベルの試験ですので、夏休みはセンター試験対策に精を出す人が多いです。
夏休みに間にあうように、今回から11回に渡って、センター試験の傾向と対策を科目ごとに紹介していきます。
今回は英語です。
英語はセンター試験で最も受講者数が多い科目です。
筆記とリスニングに分かれていますので、それぞれの対策をご紹介します。
【筆記試験】
試験時間:80分
配点:200点
問題構成:①発音・アクセント ②文法・語法 ③読解[空所補充] ④読解[図表を使用] ⑤読解[絵を使用] ⑥読解[論説文]
問題分量:やや多い
難易度:標準的
【リスニング試験】
試験時間:30分
配点:50点
問題構成:①対話文 ②対話文 ③対話文 ④モノローグ
問題分量:標準的
難易度:標準的
≪センター試験(英語)の傾向と対策≫
★傾向★
【筆記】
問題のレベルは標準的ですが、試験時間の割に問題の分量がかなり多く、速読・速解の力が要求されます。発音・文法などの知識問題よりも、読解問題の方に比重が置かれていて、読解問題が配点のおよそ7割を占めています。
【リスニング】
細かい内容よりも、文脈の理解を問う問題が中心です。英文自体は平易で、読み上げの速さもナチュラルスピードよりやや遅めです。
★対策★
【筆記】
時間の割に読むべき英文の量が多いので、問題を解くにあたっては、しっかりした「時間配分」に基づいた「速読・速解」が求められます。そのためには、英語の文章を日本語を通さずに英語のままで理解する「直読・直解」の練習をする必要があります。
【リスニング】
放送文中の「話題を示す単語」「質問文の疑問詞に対応する単語」がキーワードとなるので、それを聴き取る練習が必要です。
次回は数学です。お楽しみに!