教育プランナーブログ

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前回のセンター試験~世界史B編~に続きまして、今回はセンター試験~地理B編~をお送りします。

地理にもAとBがありますが、Aに比べてBの方が幅広く深く取り扱っています。

Aは実業系高校(商業、工業、農業など)や普通科でも就職主体の高校で履修されることが多く、一方Bは進学校で履修されることが多い科目です。理系国公立大を中心に、センター受験科目として地理Aでの受験が可能となっている場合も多いので、HPなどで確認が必要です。

今回は、センター試験の地理Bについて分析していきます。

 

【地理B】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①自然環境 ②地域調査 ③産業 ④都市 ⑤世界地誌 ⑥現代世界の諸課題

問題分量:標準的

難易度:標準的

 

≪センター試験(地理B)の傾向と対策≫

★傾向★

地域別では、必出の日本地理と頻出のアジアを中心に、幅広く出題されています。分野別では、「自然環境」「産業」「都市」「人口」「環境問題」「貿易」「地域調査」の7分野から万遍なく出題されていますが、分野を融合した問題も見られます。出題形式は、用語問題・正誤問題・組み合せ問題から成っています。教科書レベルの出題ですが、単なる知識問題は少なく、図表の読み取り問題が大半であり、地理的思考力が問われています。

 

★対策★

教科書の学習に加えて、時事問題の対策が基本になります。図表(統計・地形図など)の読み取り問題をいかに攻略するかがカギとなります。そのためには、過去問演習を通して、図表の分析練習を積み重ねることが必要です。その際、分野を横断して地理的事象を見る視点を養うことが不可欠になります。また、新聞やニュースなどで時事の教養を身に付けることも大切です。

 

次回は現代社会です。お楽しみに!

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