教育プランナーブログ

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前回までのセンター試験の社会科に続きまして、今回はセンター試験の理科(生物Ⅰ)をご紹介します。

理科は、生物、化学、物理、地学の4科目に分かれています。

今回は、生物について見ていきます。

生物は生物Ⅰと生物Ⅱに分かれます。学習内容に違いがあるのですが、

生物Ⅰは、細胞や遺伝に代表される「生命の連続性」という分野と「環境と生物の反応」という分野を取り扱っています。

一方、生物Ⅱは「生物現象と物質」「生物の分類と進化」「個体群の構造と維持」という分野を扱っています。

ここでは、センター試験の生物Ⅰの分析結果をご紹介します。

 

【生物Ⅰ】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①細胞 ②生殖と発生 ③遺伝 ④環境と動物の反応 ⑤環境と植物の反応

問題分量:標準~やや多い

難易度:標準的

 

≪センター試験(生物Ⅰ)の傾向と対策≫

★傾向★

「細胞」「生殖と発生」「遺伝」「環境と動物の反応」「環境と植物の反応」の5分野から、万遍なく出題されます。全体的に、問題文と選択肢の文章量が多く、内容を理解するのに時間がかかる問題が多いです。出題内容は、知識問題と考察問題から成っています。考察問題は、教科書の単なる暗記学習では答えられないものが多く、与えられた実験のデータに基づいて科学的に考える力が求められます。  

 

★対策★

教科書の学習が基本。考察問題をいかに攻略するかがカギとなります。

対策としては、
①教科書の探究活動、実験、観察の部分をよく復習すること。
②実験・観察の目的、方法、手順、結果、考察、実験器具の取り扱いについて。ポイントを分かりやすくまとめておくこと。
③教科書に載っている図・表・グラフは、見るだけでなく、自分で描けるようにすること。

 
その上で、過去問演習を通して考察問題を習熟していく必要があります。

 

次回は理科の化学Ⅰです。お楽しみに!

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