教育プランナーブログ

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今回はセンター試験の理科(化学Ⅰ)をご紹介します。

化学にもⅠとⅡがありますが、化学ⅠのあとにⅡを習います。

化学Ⅰで「モルの概念」「酸塩基反応」など理論化学の基礎、無機・有機化学を習い、化学Ⅱでそれらを応用して化合物の構造や気体の反応、工業・生命化学を習います。

受験では、化学Ⅱの範囲は極めて少なく、選択制だったりしますので、化学Ⅰの受験が多くなっています。

では、センター試験の化学Ⅰの分析結果をご覧ください。

 

【化学Ⅰ】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①物質の構成、身のまわりの化学 ②物質の変化 ③無機物質 ④有機化合物

問題分量:標準的

難易度:標準的

 

≪センター試験(化学Ⅰ)の傾向と対策≫

★傾向★

「物質の構成、身のまわりの化学」「物質の変化」「無機物質」「有機化合物」の4分野から、万遍なく出題されています。出題形式では、数字・文字式を選ぶ問題だけでなく、図・グラフを選ぶ問題も出題されています。教科書の章末問題レベルの出題ですが、実験問題・計算問題・グラフ問題など、単なる知識学習では解けない問題が多くなっています。

 

★対策★

教科書の学習が基本。「理論」を十分に理解した上で、「有機」「無機」の暗記にとりかかるとよいでしょう。暗記事項は、丸暗記するのではなく、相互の関連性と図を基にしたイメージの両面から覚えるようにしましょう。教科書学習の後は、過去問演習によって、実験問題・計算問題・グラフ問題を習熟することがカギとなります。物理ほどではありませんが、問題全体を通して数値が絡んでくるものも少なくないので、速くて正確な「計算力」を養うことが不可欠です。

 

次回は理科の物理Ⅰです。お楽しみに!

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