2011年7月20日
【大阪府】夏休みに取り組むこと(センター試験対策)~物理Ⅰ編~
今回はセンター試験の理科(物理Ⅰ)をご紹介します。
例のごとく、物理にもⅠとⅡがありますが、習う内容が異なっています。
物理Ⅰで「電気」「波」「運動とエネルギー」分野を習い、物理Ⅱで「力と運動」「電気と磁気」「物質と原子」「原子と原子核」という分野を習います。
物理だけでなく、生物、化学、地学もⅠ、Ⅱがありますが、センター試験は全科目Ⅰの方ですので、お間違えのないように。
では、センター試験の物理Ⅰの分析結果をご覧ください。
【物理Ⅰ】
試験時間:60分
配点:100点
問題構成:①全分野(小問) ②電磁気 ③波動 ④運動とエネルギー
問題分量:標準的
難易度:標準的
≪センター試験(物理Ⅰ)の傾向と対策≫
★傾向★
「電磁気」「波動」「運動とエネルギー」の3分野から、万遍なく出題されています。出題形式は、数字・文字式を選ぶ問題だけでなく、図・グラフ・文章を選ぶ問題がよく出題されています。教科書の章末問題レベルの出題ですが、実験問題・計算問題・グラフ問題など、単なる知識学習では解けない問題が多くなっています。
★対策★
教科書の学習が基本。物理用語の定義、物理の基本法則など、基礎知識を確実に定着させましょう。教科書に載っている図は、見るだけでなく、自分で描けるようにするとよいです。過去問演習によって、実験問題・計算問題・グラフ問題を習熟することがカギとなります。問題全体を通して、答えが数値がらみになるものが多いので、速くて正確な「計算力」を養うことも不可欠です。
次回は理科の地学Ⅰです。お楽しみに!