教育プランナーブログ

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中学受験の動向について、男子校、女子高、共学校に分けて説明させていただきます。

 

≪男子校≫

2011年度は、上宮・上宮太子が共学化したことで4校となりました。

統一入試初日15日に大阪星光学院・高槻・清風・明星が一斉に入試を行い、

翌16日へと続く連続日程を選択したのは明星(2次)のみとなりました。

開始3日目の17日は清風(後期)が続き、18日には高槻(後期)、清風(理Ⅲプレミアム)の入試が実施されました。

コース改編や教科別選択制入試などの入試制度変更も男子校に関しては一段落しています。

2010年度、大阪星光学院(3・4科選択)・高槻(前期/3・4科選択)・明星(一次/3・4科選択)がそれぞれの入試で新たに選択制を導入済みとなっています。

大阪星光学院では、学校側から3科目の受験生にも4科目受験を推奨しています。

理由としては社会の得点が高くなった場合は有利になる場合もあることと、

社会に足切り点はないので不利になることはないことが挙げられます。

清風中学校のW受験に対する合否基準も従来通りで変更なしです。

(後期試験・理Ⅲプレミアム受験者・前期試験を受験している場合、合否基準を10点下げることになります)

 

≪女子校≫

大阪女学院を除く女子校16校が、開始日の15日に一斉に入試を行いました。

日程変更、入試制度改革の動きも活発化している女子校。

大谷は医進・特進Ⅰ・特進Ⅱへとコース改編(英語コースの発展的解消)、医進コースを2クラス募集(35名→70名)に変更。また、特進Ⅱ(旧英語)コースには、特別専願制度(面接・本人のみ)を設けました。

帝塚山学院は、関学コースを3・4科選択、ヴェルジュコースを2・3・4科の選択へと変更、同校のプレテストは関西学院大学の上ヶ原キャンパスで実施しています。

大阪薫英女学院は、2科目・3科目・4科目の選択制からアラカルト方式へと制度改変し、梅花は週6日制の一貫特進コース(35名)を新設、入試科目も2・4科の選択制を導入しました。

 

≪共学校≫

2011年度は、単独日程を選択した関西創価を除く44校が開始日15日に入試を実施。

その中で関西大学第一中学校だけが翌16日の面接を含めた2日間入試を行いました。

コースの新設・改編も盛んです。

清教学園は前期S 特進Ⅱの募集人員を、後期から前期に10名シフト増。

常翔啓光学園は男女併学制で3コースあったコースを2コース制に改編(特進コース・進学コース)。

履正社学園豊中は3か年独立と6か年特進の2コース制。

早稲田摂凌は早稲田大学への推薦枠に違いのあるα・βの2コースになりました。

 

 

以上が大阪府・中学受験の動向・形式・流れについてです。

次回以降も引き続き中学受験をテーマに取り扱っていきますので、是非ご覧ください。

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