2011年11月29日
大阪府 冬休み前の勉強方法【大学受験編】
今回は大阪府内の大学受験生に、冬休み前にしておいて頂きたい事をお話します。
受験直前の3年生はもちろん、これから志望校を考える1,2年生も参考にして下さい。
来年の今頃は、「大学入学」が自分の身に迫っております。しかし大学への進学の仕方もいろいろあります。
① 一般入試を受けられる方。(国公立、私立、文系、理系でもこの方が多いと思います。)
② 高校からの推薦入試を考えていらっしゃる方。
③ 各大学が催すAO入試を考えていらっしゃる方。
① 一般入試
文系の方も理系の方も共通する≪英語≫から、その効果的な勉強方法についてお話していきます。
まず、第1志望の大学を決めましょう。闇雲に勉強しても、目標が無ければ、勉強の方向が定まりません。
そして、第1志望と出題傾向の似た大学を第2志望にしましょう。
同じ科目でも出題範囲の全く異なる大学より、同じ出題範囲のところの方が、効率よく勉強出来ます。
≪国語≫
これも志望大学の過去問より、出題傾向が見えてきます。
ほとんどの大学で、物語や小説は姿を消し、論説文や科学的説明文の出題が増えております。
古典については、古文だけで良いのか?漢文まで必要なのか?それによって、学習内容がかなり変わります。
≪数学≫
理系の方も、社会科の代わりに数学を取られる文系の方も、数学は「数Ⅰだけ」、「数Aだけ」だけでは高得点になりません。
大学入試問題には、「別解」というものがあります。
数Ⅰの考え方だけだは10分以上かかる問題が、数Ⅱの考え方を用いると2分で終わる例などが沢山あるのです。
大学で指定されている範囲以上の学習をする計画をたてましょう。
② 推薦入試
推薦入試は、「高校3年生の1学期」が最も重要です。
この期間の成績で、大きく推薦先の大学が変わりますので、「高校3年生の1学期」に如何に好成績を取るかがポイントです。
その為に、高校3年生の1学期の「予習」を今のうちに出来るだけ行いましょう。
行事が多く、3年生になってからスタートしても間に合わないことがほとんどです。早めに基礎固めをしていきましょう。
③ AO入試
AO入試とは、「学科試験の結果で合否が決まる一般入試」とは異なり、
志望理由書、面接や、小論文などにより出願者の個性や適性に対して評価を行い、合格者を選抜する方法です。
つまり、自分の人間性や、自分が大学に入ってから学びたい事、学問に対する姿勢などを大学にアピールする試験
だと思って下さい。
大学入試センター試験または大学独自の個別筆記試験を受験して、その点数を基準にする大学入試の対極です。
どこの大学を受けようとしているのか?
高3になったら何をすれば良いのか?
受かる為には何をすれば良いのか?
・・・などなど、高3になってからの計画を今のうちに立てましょう。