2012年7月3日
大阪府 高校入試 理科シリーズ(第1回)~物理~
今回は大阪府の公立高校入試・理科の対策についてお話しします。
物理、化学、生物、地学とあるなかで今回は物理の単元に絞ってお話しします。
【出題形式】
大問:4題
小問数:23問
→15問が記述式。
大問:4題
小問数:23問
→15問が記述式。
そのうち6問が説明や理由を答える文章記述・計算問題。
【出題傾向】
物理分野では、状態変化や圧力、大気圧に関する問題を
物理分野では、状態変化や圧力、大気圧に関する問題を
「空き缶に水を入れて加熱する実験」などを利用して出題されています。
【学習方法】
①図を描いて考えよう!
図を描いて現象のイメージを持ち、法則を考え、式を立てていきます。
複雑な現象であっても本質を見出す力=実力を身につけていきましょう。
②『なぜ?』と疑問をもとう!
物理は原因と結果がある分野になります。
普段の勉強を進めるなかで、『なぜ?』という疑問をもって取り組み
事象や現象から、数字と記号で分析して結果を導ける力を付けていきましょう。
学校の授業もストップするこの夏休みを、出題傾向の高い単元に絞っての総復習や
今までに身に付けた基礎知識を利用して応用問題に取り組む学習時間に充てていきましょう!
また、表やグラフからの思考力と計算力を利用する問題が多く出題されています。
そのため、計算力だけでなく、基礎知識を活かした応用力を身に付け点数に繋げなければなりません。
前期と後期を比較すると、以下の単元が出題が多い傾向にあります。
前期:「力」「エネルギー」
後期:「電流と磁界」
大問4題のなかで、生物、化学、地学、物理それぞれの分野が1題ずつ出題されています。