2014年9月22日
大阪府 高校入試の傾向と対策 数学編
2学期も始まり、受験生の皆さんも体育祭や文化祭の準備で
忙しく過ごしている頃ではないか思います。
しかし、たとえ忙しくても勉強を疎かにしていい理由にはなりません。
忙しい時期だからこそ時間を見つけて効率良く勉強をしていきましょう!
今回は、高校入試の傾向と対策(数学)についてお話します。
大阪府の高校入試は
1計算・方程式
2関数
3平面・空間図形
4確率・統計
の大問4つから構成されています。
1 計算・方程式
大問1では計算問題を中心とした、基礎問題が多く出題されます。
この大問1で、どれだけ取りこぼしを失くすかが志望校合格のカギです。
毎日5分でも良いので計算問題を解き、スピードと精度を本番に向けて上げていきましょう。
2 関数
関数の問題は毎年出題傾向にあります。
関数の問題は一次関数・二次関数の単独問題と、一次関数と二次関数の複合問題や
複数の関数から出来る面積を求めるなどの発展問題があります。
類題をこなす事が重要ですが、入試には直接出題されない中1内容の比例を
きっちり押さえた上で中2の一次関数、中3の二次関数と系統に沿った学習を行うことが必要です。
3 平面・空間図形
出題傾向としては大きく前半と後半で2種類の問題が出る傾向にあります。
前半の大問は図形の基礎問題、後半の大問は応用問題となっています。
体積・表面積、面積・角度などが出題傾向にあるのでしっかりチェックして本番に臨みましょう。
4 確率・統計
証明問題は三角形の合同を証明する問題がよく出題されています。
もちろんその年によって出題は変わりますが、三角形の合同・相似に関しては
きちんと押さえておきましょう。また合同条件・相似条件はもちろんのこと、
それらを使った問題にも慣れておくようにしてください。
確率問題はサイコロ、硬貨、カードといったよく出る問題について
基本的な考え方をきちんと押さえておきましょう。
出題の傾向と対策を知るだけではなく、本番の点数のとり方も非常に重要になってきます。
点数のとり方を頭に入れた上で本番に向けて勉強を進めていきましょう!