教育プランナーブログ

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正しく中学受験の対策をしましょう!

皆さんこんにちは。家庭教師のトライ大阪校です。
夏の暑さに負けず勉強を出来ているでしょうか?
受験生の皆さんにとってこの夏は非常に大切な時期だと思います。
正しく受験対策を行ない、「やりきった」と思える夏にしましょう。
今回は中学受験の対策についてご紹介いたします。

まず、中学受験をするにあたり以下のことを覚えておく必要があります。
① 小学校の授業では習わない内容が沢山出題される
② 中学校ごとに問題の出題傾向が異なる
これらを理解したうえで科目ごとの対策を行なえば、より効率的に進められるでしょう。

【科目ごとの具体的な対策】
〇国語

1. 漢字の読み書き
中学校3年生レベルの熟語の読み書きや意味の理解が求められます。読めない漢字を書くことは非常に難しいです。必ず「読み」、「意味」、「書き取り」の3つを意識して学習しましょう。また、中学受験の漢字の採点が非常に厳しいため、「とめ」、「はね」、「はらい」をハッキリと書くように普段から気を付けましょう。

2. 長文読解
文章問題を読み解くうえで非常に重要なポイントが「筆者の考え」です。多くの文章には筆者の考えや伝えたいことがあります。問題を解くときは「この筆者は何を伝えたいのだろう」と考えながら読み進めましょう。しかし、「説明文」は筆者の考えが含まれていないこともある、「筆者が何かについて説明している」文章を指します。本文の最初と最後に筆者の考えが見当たらなければ、どんな説明をしているのか注意して読み進めましょう。

3. ことわざ・慣用句・故事成語
漢字の読み書き同様、「読み」、「意味」、「書き取り」に気を付けて学習しましょう。選択問題で出題されても、意味が分かっていないと正解することは出来ません。必ず意味を理解してから次に進むようにしましょう。

〇算数

1. 計算問題・小問集合
計算問題の配点は100点満点中20点程度あります。ここは絶対に落としてはいけません。学校の難易度が下がるにつれて計算問題と小問集合の割合が高くなります。
なんと、偏差値60台でも3.5割、偏差値40台だと6割も出題されています。
速く解けるようになることも大切ですが、まずは正確に解けるように訓練しましょう。速く解く練習は正確さを身につけた後でも問題ありません。

2. 特殊算
特殊算はほとんどが小学校の授業では習わないものばかりです。まずは特殊算の種類を覚えましょう。問題文を読み、どの特殊算を用いるのかを見極められるようになりましょう。
特殊算を身につけるために、特殊算の種類を知る→文章から式を立てる→計算ミスを無くす、という手順で学習しましょう。

3. 図形
角度は図形問題の基礎になります。確実に解けるように反復して問題を解いておく必要があります。平面図形も空間図形も必ずノートに図を書きましょう。問題集に補助線や数字を書き込むと非常に見えづらく、非効率的な学習になってしまいます。間違えた際にも「何故間違えたか」を確認しにくくなるため、必ずノートに書く習慣をつけましょう。

〇理科

1. 生物
植物分野の出題割合と動物分野の「ヒトや動物の体のはたらき」からの出題割合が高くなっています。植物分野に関しては「光合成」よりも「蒸散」を扱ったものを出題する学校が多くなっています。実験結果から蒸散量を求める計算力が必要になります。

2. 物理
電気分野と力分野の対策が不可欠です。いずれかの分野は必ず出題されると考えて問題ないでしょう。力分野では「浮力」をばねののびと共に考察する問題が多く扱われており、また「小球の衝突実験」を扱ったものが「ふりこの周期」と同じくらい出題されています。

3. 化学
「水溶液」の出題割合が非常に高く、7割近く出題されています。特に石灰石の反応や塩酸と金属を扱った問題が目立ちます。実験とその結果を正確に読み取り、考察する力が要されます。化学では、身近な題材を扱って考察させるという傾向が強まっていると考えられます。

4. 地学
天体の出題率が非常に高いため、月の見え方や天気、大地を題材にした問題に慣れておきましょう。近年起こった自然現象や最新データ、それに関するニュースなどには関心をもっておきましょう。

〇社会

1. 地理
資料を読み取る力が非常に重要になります。おもな農産物の都道府県別生産割合、工業地帯・地域の産業別出荷額割合のグラフなどの統計資料を扱った問題が多くの中学校で出題されています。雨温図の判別や地形図の読図にも注力しましょう。

2. 歴史
年表を用いた問題が多く出題されています。時代の流れを大きくつかみ、「いつ」、「誰が」、「どこで」、「何をしたか」など具体的な状況や背景を頭に入れましょう。また絵や資料を用いた問題も多く出題されています。人物名,建築物名などの丸暗記ではなく、その中身まで理解しておくことが大切です。

3. 公民
日本国憲法と三権分立の理解を深めておきましょう。専門的な用語が数多く出てきます。用語と内容の正確な理解が求められます。また日本との貿易に関するグラフや統計資料を基に国名を問う、といった問題が多く出題されています。環境問題や社会福祉など、近年の社会的な問題や出来事への理解も深めましょう。自分の考えや事象の理由を述べられるようになっておくと更に良いでしょう。

4. 時事問題
日本や世界の重要な出来事、動きをテーマにした問題が増加しています。出来事そのものの知識を問う問題、またその内容に関連した総合的な理解を問う問題が出題されています。時事問題は教科書に載っていないため、入試で差がつく可能性が大いにあります。日頃から世の中の動きやニュースにも関心をもつようにしましょう。

どの科目、内容でも「丸暗記」で受験に勝つことはとても困難です。
そのため、用語の意味、器具の使い方、できごとの背景など、内容理解を深めることに時間を費やしましょう。
模試を受けて得意な分野と苦手な分野を知り、対策を立てることも非常に効果的です。

トライでは皆さんの学力レベルや志望校の難易度に合わせて学習計画を提案します。
受験勉強に躓いてしまっている人も、これから受験をしようと考えている人も是非一度トライへお気軽にご相談ください!
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