教育プランナーブログ

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2011年6月

前回のセンター試験対策~日本史B編~に続きまして、今回はセンター試験対策~世界史B編~をお送りします。

日本史同様、世界史もAとBがあります。Aは近現代史以降の内容、Bは古代史~現代史まで幅広く取り扱っているということも、日本史とほぼ同じです。

Aは実業系高校(商業、工業、農業など)や普通科でも就職主体の高校で履修されることが多いので、大学入試用は一般的に世界史Bが取り扱われています。また、大学側からセンター試験は世界史Bを指定することも多いようです。

では、センター試験の世界史Bを分析してみましょう。

 

【世界史B】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:テーマ史4題

問題分量:標準的

難易度:標準的

 

≪センター試験(世界史B)の傾向と対策≫

★傾向★

出題内容は、地域や時代を横断した「テーマ史」が基本。出題形式では、正誤問題が中心で、この形式に習熟することがカギとなります。教科書レベルの出題ですが、単純な暗記学習では答えられない問題が多く、複数の知識を総合して初めて答えが出る問題が大半となります。地図や図版を使った問題は必出で、地理的知識を必要とする問題も少なくありません。 

 

★対策★

教科書で学習するのが基本です。「テーマ史」の形で様々な地域や時代の歴史的事象が出題されるので、過去問演習によって教科書の知識をテーマ史に合ったものに編み直していく必要があります。その際、国・地域別の歴史の流れ(タテ軸)と、同じ時代の他の国・地域の様子(ヨコ軸)の二次元で世界史をとらえるようにすると、大きな視野の中で歴史的事象を位置づけることができます。正誤問題が中心なので、問題文・設問文・選択肢のポイントとなる箇所に着目して、総合的に正誤を判断する練習が必要となります。

 

次回は地理Bです。お楽しみに!

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前回のセンター試験~国語編~に続きまして、今回はセンター試験~日本史B編~をお送りします。

日本史は日本史Aと日本史Bがありますが、日本史Aは近現代史以降の内容を主に取り扱っているのに対して、日本史Bは古代史~現代史まで幅広く取り扱っています。

日本史Aは実業系高校(商業、工業、農業など)や普通科でも就職主体の高校で履修されることが多いので、大学入試用は一般的に日本史Bが取り扱われています。また、大学側からセンター試験は日本史Bを指定することも多いようです。

よって、今回はセンター試験の日本史Bに特化して分析してみました。

 

【日本史B】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①テーマ史 ②古代 ③中世 ④近世 ⑤近代 ⑥近・現代

問題分量:標準的

難易度:標準的

 

≪センター試験(日本史B)の傾向と対策≫

★傾向★

時代別では、原始時代から現代まで万遍なく出題されていますが、近・現代の比重がやや高くなっています。分野別では、政治史・社会経済史の割合が比較的高くなっています。出題形式は正誤問題が中心で、この形式に習熟することがカギとなります。教科書レベルの出題ですが、単なる用語の暗記だけでは答えられない問題が多く、歴史的思考力が問われます。史料問題や図版を使った問題は必出で、読解力が求められる問題が多くなっています。 

 

★対策★

教科書で学習するのが基本。その上で、過去問演習によって、教科書の知識を出題傾向に合った応用の利くものにしていく必要があります。正誤問題が中心なので、問題文・設問文・選択肢のポイントとなる箇所に着目して、総合的に正誤を判断する練習が必要です。したがって、問題を解きながら、日本史の知識を定着させていくだけでなく、国語的な読解力を養っていくことも必要となります。 

 

次回は世界史Bです。お楽しみに!

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前回のセンター試験~数学編~に続きまして、今回はセンター試験~国語編~をお送りします。

国語は現代文と古典(古文・漢文)に分かれていますが、数学のように1教科○科目と言い方をしません。国語という一つの試験科目の中に、現代文も古典(古文・漢文)も入っています。

では、センター試験の国語を分析してみましょう。

 

【国語】

試験時間:80分

配点:200点

問題構成:①現代文[評論] ②現代文[小説] ③古文 ④漢文

問題分量:やや多い

難易度:標準的

 

≪センター試験(国語)の傾向と対策≫

★傾向★

評論・小説・古文・漢文とも、50点ずつの配点。標準レベルの問題ですが、試験時間の割に問題の分量が多く、速読・速解が要求されます。また、現代文の中でも、小説は設問の選択肢が紛らわしく作られていて、本文だけでなく選択肢の文を正確に読み取る力が必要です。古文は、古文単語や文法知識だけで答えられる設問は少なく、文章全体の流れを正確に把握する力が求められています。漢文は、素材文・設問とも、基本的なレベルです。

 

★対策★

時間の割に読むべき文章の量が多いので、問題を解くにあたっては、しっかりした「時間配分」に基づいた「速読・速解」が求められます。また、文章だけでなく、設問文を正確に読み取る力が必要になります。特に評論・小説では、5つの選択肢が紛らわしく作られていて、その中から正解を識別する力を養うことが、センター国語対策の大きなポイントになります。過去問演習を通して、その感覚を磨いていくことが必要です。 

 

次回は日本史Bです。お楽しみに!

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前回のセンター試験~英語編~に続きまして、今回はセンター試験~数学編~をお送りします。

数学は数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bに分かれていますので、1教科2科目という言い方をします。

では、センター試験の数学を分析してみましょう。

 

【数学Ⅰ・A】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①数と式、方程式と不等式、集合と論理 ②2次関数 ③図形と計量、平面図形 ④場合の数と確率

問題分量:やや多い

難易度:標準的

 

【数学Ⅱ・B】

試験時間:60分

配点:100点

問題構成:①三角関数、指数関数・対数関数、式と証明、高次方程式 ②図形と方程式

      ③数列 ④ベクトル ⑤統計とコンピュータ ⑥数値計算とコンピュータ ※①、②は必須問題、③~⑥は選択問題(2題)

問題分量:やや多い

難易度:標準的

 

≪センター試験(数学)の傾向と対策≫

★傾向★

Ⅰ・A、Ⅱ・Bの各分野から万遍なく出題されていますが、単元を横断した融合問題がよく出題されるのが特徴です。問題のレベルは教科書の節末・章末問題程度ですが、試験時間の割に問題の分量が多く、速くて正確な問題処理能力が要求されます。設問は、解法の手順を示しながら解かせる「誘導方式」になっています。 

 

★対策★

時間の割に問題量が多いので、時間配分に注意する必要があります。速く・正確に・落ち着いて問題を解くために、確かな「計算力」を養うこと。設問は「誘導方式」になっていますので、過去問演習を通して解き慣れておく必要があります。また、「方程式と不等式」「集合と論理」「図形と方程式」の単元では融合問題がよく出題されますので、これも過去問演習を通して習熟しておくことが必要になります。

 

次回は国語です。お楽しみに!

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高校3年生は、夏休みは標準レベルの問題をどれだけ解けるかを見直したい時期ですよね。

センター試験は、標準問題の集大成ともいえるレベルの試験ですので、夏休みはセンター試験対策に精を出す人が多いです。

 

夏休みに間にあうように、今回から11回に渡って、センター試験の傾向と対策を科目ごとに紹介していきます。

 

今回は英語です。

 

英語はセンター試験で最も受講者数が多い科目です。

筆記とリスニングに分かれていますので、それぞれの対策をご紹介します。

 

【筆記試験】

試験時間:80分

配点:200点

問題構成:①発音・アクセント ②文法・語法 ③読解[空所補充] ④読解[図表を使用] ⑤読解[絵を使用] ⑥読解[論説文]

問題分量:やや多い

難易度:標準的

 

【リスニング試験】

試験時間:30分

配点:50点

問題構成:①対話文 ②対話文 ③対話文 ④モノローグ

問題分量:標準的

難易度:標準的

 

≪センター試験(英語)の傾向と対策≫

★傾向★

【筆記】

問題のレベルは標準的ですが、試験時間の割に問題の分量がかなり多く、速読・速解の力が要求されます。発音・文法などの知識問題よりも、読解問題の方に比重が置かれていて、読解問題が配点のおよそ7割を占めています。

【リスニング】

細かい内容よりも、文脈の理解を問う問題が中心です。英文自体は平易で、読み上げの速さもナチュラルスピードよりやや遅めです。

 

★対策★

【筆記】

時間の割に読むべき英文の量が多いので、問題を解くにあたっては、しっかりした「時間配分」に基づいた「速読・速解」が求められます。そのためには、英語の文章を日本語を通さずに英語のままで理解する「直読・直解」の練習をする必要があります。

【リスニング】

放送文中の「話題を示す単語」「質問文の疑問詞に対応する単語」がキーワードとなるので、それを聴き取る練習が必要です。

 

次回は数学です。お楽しみに!

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今回は、社会人看護学校受験の実践編です。

 

■看護系専門学校

 高校1年生までのレベルの国語・数学・英語・生物がメインとなります。

 ※学校により科目数や選択数が違います。

 ★使用教材★

  国語・数学・英語・生物・・・看護学校受験参考書(一般の書店で購入可)

  過去問・・・学校での配布・販売、ネットからの配布・販売

  中学校の総復習・・・高校受験用教材

 

■准看護系専門学校

   中学校卒業レベルの国語・数学となります。

 ★使用教材★

  国語・数学・・・高校受験用教材(一般の書店で購入可)

  過去問・・・学校での配布・販売、ネットからの配布・販売

  総合・・・准看護学校受験問題集(一般の書店で購入可)

 

学校ごとに受験科目が違いますので、

高校(中学)時代の得意不得意や、履修科目から

 受験科目⇒志望校

を決定することからスタートです!

 

また、試験日は大学センター試験や公立高校受験と違い、各学校によって異なります。

入試科目が同じ学校であれば複数校受験することをお勧めしております。

 

受験校が決まれば、過去問の入手です!

 

学校説明会で配布・販売している学校もあれば、

学校のホームページから入手・購入できる学校があります。

学校によっては、例年の入試傾向に偏りがある学校もありますので、

早めに過去問を入手して、学校毎の入試問題傾向を掴み、対策を立てて行きましょう。

 

次に、繰り返し学習法で効率よく習得し、実践力を養いましょう。

 

 ①実際に過去問を解いてみる

  ※60%の正答率を目安とする(あくまで目安です。学校毎に異なります)。

 ②教材に沿って、勉強する

  ※この時点で単元ごとの得意・不得意を把握しておく。

 ③再度過去問を解いてみる

 

 ④過去問の類題演習を繰り返す 

 

勉強をひたすらやるだけでは、看護学校合格は掴めません!

3回に渡ってご紹介した、進路選び、学校選び、学習計画などを事前に準備をすることが、合格の秘訣です!

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6月5日に梅田センタービルで私立小・中・高進学相談会が行われました(参加校は下記参照)。

家庭教師のトライでは、学習相談ブースにて、受験にお悩みのご家庭の相談を受けさせていただいたり、

落書きのCMでおなじみのトライ専務、森山による講演会(題目「偏差値なんか関係ない!受験に成功する5つの鉄則」)を開催しました。

 

おかげさまで大盛況でした!

 

日曜日にご家族でこれだけ多くの方にお越しいただき、

お子さまの受験に対して真剣に考えておられるご家族が多いことを改めて実感しました。

 

 

 

 

また、トライは受験のカリスマと呼ばれている和田秀樹氏とタッグを組み「医学部合格コース」を設置しています。

 

来る7月10日(日)17:30~19:00和田秀樹氏セミナー(題目:「医学部合格に必要なこと」を梅田茶屋町アプローズタワー13階(大阪市北区茶屋町19‐19)で開催します!(要予約:03-5211-2220/受付13:00-22:00)

 

まだ、予約に空きがございますので、医学部歯学部薬学部獣医学部を目指す高校生はお誘い合わせのうえ、ご来場ください!(親子同伴でお願いします!)

 

きっと受験に向けてのモチベーションアップにつながることと思います。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

  

5日イベント参加校一覧(順不同)
◆小学校 大阪信愛女学院/聖母被昇天学院/箕面自由学園/小林聖心女子学院
 【資料参加校】帝塚山学院/四條畷学園/関西学院/雲雀丘学園
◆中学校・高等学校 上宮/追手門学院/大阪国際大和田/大阪産業大学附属/

大阪桐蔭/開明/関西大倉関西大学/金蘭会/金蘭千里(※)/常翔学園/

常翔啓光学園/清風/清風南海(※)/聖母被昇天学院/相愛/太成学院大学/

高槻(※)/東海大学付属仰星/同志社香里/箕面自由学園/明星/履正社学園豊中/

早稲田摂陵/小林聖心女子学院/関西学院/甲南/神戸山手女子/神戸龍谷/

甲陽学院(※)/松蔭(※)/須磨学園/園田学園/灘/武庫川女子大学附属/雲雀丘/

報徳学園/六甲(※)/立命館/立命館宇治/土佐塾/帝塚山/奈良学園

 【資料参加校】函館ラ・サール
※は中学校のみ参加。

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前回に続き、社会人の看護学校受験~入門編~をお送ります。

 

看護師への道を決定したら、「看護学校のことを知る」ことが重要になります。

 

各病院附属の看護系専門学校や医師会系の専門学校では、

そのまま系列病院へ就職するケースが多いですので、就職も視野に入れた学校選択が必要です。

 

近年、准看護学校は生徒募集停止(閉校・閉科)傾向にあること、また、高卒・(短)大卒の方の受験も増加していることから、

入学希望意思を決定したら、極力早い時期での合格を目指した学習計画を立てることが重要です。

※高卒の方は准看学校を卒業し、2年過程の看護系専門学校進学後、正看護師の国家試験受験資格が取得できます。

※ここ数カ年で関西圏でも7校について閉校・閉科がありました。

 

学費は公立や私立、また学校間で大きく異なりますが、いずれの学校も各種奨学金制度が充実しております。  

事前に入学時にかかる費用、年間で必要な費用を調べておくことも重要です。

 

看護専門学校を卒業後は、保健師・助産師学校や大学(編入)へ通われる方もいます。

また、実務経験を積み、認定看護師や、専門看護師への道など、更なる活躍の場もあります。

 

次回は、看護学校合格のポイントをお送りします。お楽しみに。

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社会人で看護専門学校の受験をされる方が増えています。

転職して目指される方、医療関係(医療事務、ヘルパーなど)からキャリアアップとして目指される方などその動機は様々ですが、安定した収入で、求人が多いというのも人気の理由のようです。

 

看護師への道は、いくつかありますので、ご紹介しておきます。

 

■高校卒業以上(高認含む)から看護師へ

  『養成学校を卒業し、国家試験に合格』

  看護系大学(4年)、看護系短期大学(3年)、看護系専門学校(3年)  

■中学卒業から看護師へ

  『高等学校衛生看護科(5年一貫の看護師養成課程)を卒業し、国家試験に合格』

■中学卒業以上から准看護士へ

  『准看護系専門学校(2年)、または高等学校衛生看護科(3年)を卒業し、都道府県知事試験に合格』

■准看護師から看護師へ

  『准看護資格取得後、更に看護系専門学校(2年)を卒業し、国家試験に合格』 

  ※受験資格は、准看資格+高卒、または准看資格+中卒+実務経験3年

 

中卒だから・・・と、諦める必要は全くないということです!

初めから(正)看護師を目指し、各種大学や看護系専門学校に通うか、

准看護師もしくは、准看護師⇒(正)看護師を目指し、准看護系専門学校に通うかで、

学習すべき範囲・内容が大きく異なりますので、

進むべき道(シナリオ)を描くことが、最初の課題となります。

 

次回は、入門編②をお送りします。

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