2013年10月
2013年10月2日
大阪府 中学入試の傾向と対策
中学入試の準備においては、今の時期が非常に大切になります。
学校によっては、プレテストや塾などの模試結果をもとに
志望校選びや目標校に対して考えていることと思います。
そこで今回は、科目別の勉強法や志望校選びの参考にしていただければと思います。
入試傾向は学校ごとに違っていますが入試基礎と内容を紹介いたします。
・算数
ほとんどの学校が1問目は計算となっています。
この計算は完答して当たり前という意識をもって望んでください。
毎日、1問当たり2~3分で5問くらい解いてみてください。精度もスピードも上がると思います。
2・3問目は特殊算が多いです。(つるかめ算、流水算、過不足算、ニュートン算・・など)
4・5問目は平面・立体図形が大半を占めます。
ぜひ、学校ごとの頻出単元をとらえて、苦手がある場合は克服してください。
・国語
今の時期からだと、「物語(小説)」「論説」を中心に学校ごとの文字数を把握して
解き方と手順を理解したうえで読む・解くを繰り返してください。
その中で「文法」と「漢字」を確認してください。
・理科
幅広く出題されますが、学校によっては必出単元もありますのでそこを中心に
基本的なことをしっかり網羅しておいてください。
・社会
最近は算国理の点を1.25倍する3教科型が増えてきていますが
社会は勉強する時間が確保できれば比較的得点をとりやすいので
他の科目が合格ラインを超してるかどうかが、時間確保のカギになると思います。
次に学校選びのキーになる点を紹介します。
「試験日」「倍率」「合格点」「受験科目と配点」「入試傾向や変更点」に注目してみましょう。
例)関西第一中学校
「試験日」1月18日
「倍率」1.37倍
「合格点」合格最低点251/400 合格者平均点285/400 (女子は237/400)
「受験科目と配点」
2教科型・・国算の各200点の400点満点
4教科型・・国算理社の各100点の400点満点
上記のように希望校や予定校を書き出し、過去問を通して何割とれるかチェックしましょう。
足りていないところが今からの勉強するべきところです。
無策に勉強するのではなく、戦略をねってのぞみましょう。