2012年5月19日
佐賀県 金環日食
2012年5月21日の日食で、九州北部は月の本影が通りません。
そのため、佐賀県で観察することが出来るのは部分日食になります。
部分日食と言っても、太陽視直径の90%以上が欠けるという、近年まれに見る大きな日食になります。
佐賀市は7時25分よりも少し前頃に食の最大を迎えます。
この時に見える太陽の位置は真東からやや北寄りで、高度は25度です。
食分は0.92で金環日食まであとわずかとどきません。
日食とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部が隠される現象です。
太陽が月に全て隠されるときには皆既日食と呼ばれます。
また、太陽のほうが月より大きく見えるために、
月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食」と呼ばれます。
今回は日本の一部の地域で金環日食が見られます。
佐賀県内では食の始め6時15分、食の最大7時25分、食の終わり8時45分です。
太陽の光は強力です。安全のために必ず以下のことを守りましょう。
1 絶対に太陽の生の光を目に入れない。
2 太陽観測用のフィルターを選ぶ。
3 どんなに安全な方法でも連続して長時間見ない。
今年度の入試でも出題される可能性が高いので、今回の日食についても理解しておこう!