2012年9月21日
佐賀県 高校入試 国語シリーズ(第3回)~古典~
今回は古典に注目してみます。
佐賀県の高校入試では、必ず1題出題され、配点は8点程度と少ないですが、
内容は他県に比べるとやや難しいです。
必ず出題されるのが、「現代仮名遣いにしなさい」という問題。
これには基本的な問題が多いです。
文頭にない「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」を「わ」「い」「う」「え」「お」にします。
例えば、「言ふ」→「いう」など、
「全てひらがなで書け」と指定されるケースもあるので要注意です。
次の問いには、行動を行った主語を問われる問題。
単純に「~と言ひける」という文章の場合、主語はその前にあることが多いです。
特に「」に気をつけ(「」がない場合もある)、その直前の人物に注目しましょう。
この2問目までは必ずできて欲しいところです。
3問目には語句の意味を選ぶ問題。
ここは、内容が理解できていないと解けないところですが、(注)などにもヒントとなる
意味の説明や、人物が説明されてあるので見落とさないようにしましょう。
古典が苦手という人も、小問の1~2はできるように、
現代仮名遣いにする練習などすぐできることは必ずやっておきましょう。