2014年4月19日
佐賀県の教育情報~高校通学区域~
佐賀県の教育情報として目をひいたのが、高校通学区域です。
ご存知の通り現在県内では、東部、北部、中部、西部の4学区制をしいていますが、
学校の配置、生徒の通学状況、地域間のバランスを総合的に勘案し、
平成28年度より東部と中部、北部と西部を合わせた2学区制に再編されるということです。
さらに通学区域を拡大し、全県一区つまり県内全ての学校が将来的には受験可能にするという
動きが検討されているということです。
2学区制、1学区制に対して懸念されることとして、
市内の学校のレベルが上がり人気校に集中する恐れがあるということ。
市内の受験生が公立の市内の高校を受験できずに
鳥栖方面の学校を受験せざるを得ないケースが出てくると予想されます。
学力が高ければ問題ないことと思いがちですが、より競争率が高くなることは必至です。
また、学力が充分でない人は遠方まで通うことを余儀なくされる可能性もあります。
自分が行きたい高校の選択は広がれど、入学するのは困難になる可能性があります。
入試情報を把握し、入試制度が変わっても行きたい高校に行けるように
学力をつけておくことが今まで以上に重要になると予想されます。