教育プランナーブログ

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こんにちは!

みなさん読書感想文はちゃんとかけていますか?


毎年、読書感想文に苦しむ子どもたちがとても多いです。

「本を読むのがめんどくさーい」

「何を書いたらいいか分からない・・・」

「箇条書きになっちゃう・・・」

など、様々な悩みがあるようです。


今回は読書感想文の書き方のポイントを簡単にご紹介します。



①課題図書から本を選ぼう!

課題図書は読みやすく、勉強になります。

この、「本を選ぶ」というところで躓く子ども達が多いようです。

範囲が広くなってしまうと逆に選びにくくなりますので、課題図書の中から選ぶようにしましょう。

以下が課題図書です。


●小学校低学年

・ルラルさんのだいくしごと

・きみ、なにがすき?

・なずずこのっぺ?

・がっこうだってどきどきしてる

●小学校中学年

・レイナが島にやってきた!

・森のおくから

・最後のオオカミ

・すごいね!みんなの通学路

●小学高高学年

・奮闘するたすく

・こんぴら狗

・ぼくとベルさん:友達は発明王

・クニマスは生きていた!

●中学生

・一〇五度

・太陽と月の大地

・千年の田んぼ:国境の島に、古代の謎を追いかけて

●高等学校

・わたしがいどんだ戦い1939年

・車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる

・いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて


②文の構成を考えよう!

いきなり書き始めるのではなく、文章の構成をまとめるようにしましょう

具体的に

「本の選定理由」

「あらすじ」

「感想・考えたこと」

「まとめ」

の順番で書けるように書いていきましょう。


●本の選定理由

なぜこの本を選んだかの理由を書いてください。

例えば

「課題図書の中で一番興味を魅かれたから」

「○○に興味があり、この本を読めばそれが分かるかと思ったから」等々

といったような感じで書くとよいでしょう。

特に選定の理由がない場合は上記のように

まとめることができると良いと思います。


●あらすじ

本の内容を簡潔にまとめてください。箇条書きのようにならないように

はじめに・・・ということがあり、・・・となった。

のような文章にすることがポイントです。

あらすじだけでほとんどを占めて書いてしまうケースも多いですが、

だいたい原稿用紙の一枚の半分にはおさまるようにしましょう


●感想・考えたこと

ここの項目が一番大事です!

ここがしっかりかければとてもよい感想文になります

あらすじで印象の残ったシーンへの感想を書いていきます。

ただ「楽しかった。」「おもしろかった。」というだけでなく、

「この場面での主人公の行動は、僕であれば~するのに~したから予想外でとても面白かった。」

のように自分の考えまで織り交ぜるとより良いでしょう。

また、自分と主人公がした同じ経験談や同じ考えのところはしっかり書いておきましょう。


●まとめ

まとめは

「作者がいいたいことは何だったのかを考える」

「自分がこの本を読んで学んだこと」

をまとめてください。

本を読んで感じたことだけをまとめることだけではなく、

それを読んだことで自分の生活がどう変わったのか、

どう変えていくのかを付け加えることが上級者のテクニックです!


いかがだったでしょうか。

読書感想文は面倒だと考える子も多いのですが、

今回の夏休みは素敵な感想文を書いてみましょう!


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