
2011年5月
2011年5月30日
埼玉県 公立高校入試の難易度
本年度より埼玉県の入試制度が変更になることはご存知の方も多いと思います。
※今年度からの高校入試制度については、こちらのアドレスページの下部「埼玉県本部からのお知らせ」をご覧ください。http://www.trygroup.co.jp/address/saitama/
実は、ここ数年で埼玉県の入試問題の平均点が下がってきています。
20年前と比べると約10%、ここ5~6年でも10%近い下がり方を続けています。
出題傾向も異なってきているので、その原因については一概には言いきれません。
ただ、ここ数年で毎年下がっていることを考えると、公立高校の学力重視が顕著になってきたといえるかもしれません。
難易度の高い問題を出すと平均点は下がりますが、
学力レベル上位校に関しては生徒間で点数の差ができ、合否判断がしやすくなります。
入試の平均点が下がっているということは、難易度は下げられていないということです。
今年から入試日が3月2日となり、入試への準備期間が長くなりました。
これは準備期間を長くすることで、平均点低下に歯止めをかけるという考えもあるかもしれません。
逆に考えると、入試問題のレベルは、今年も大きく下がることはなさそうです。
夏には各学校の基準がさらに細かく発表されます。
受験生の方も、これから受験を迎える方も、アンテナを高く張って情報収集していきたいものです。
私たちトライ埼玉校も、皆様に少しでもお役立てできる情報をこれからも発信していきます。
2011年5月28日
埼玉校 中間テスト終わりましたが、
2011年5月25日
埼玉校 好評!プロスポーツ家庭教師
2011年5月22日
埼玉校 テスト返却後の対策
学校によっては、中間テストも終わり結果が返ってきたころだと思います。
結果の良かった人も悪かった人も、大切なのはここからです。
テストが悪かった人は、なぜ今回悪かったのでしょうか。
山が外れたのか、勉強したところが出なかったのか、あるいは勉強量が足りなかったのか。
きちんと原因分析ができていないと、これからどうすればいいのかが見えてきません。
結果が出なかったからと、とりあえず塾に行き始めたとしても、原因が解決されていないと結果は出にくくなります。
逆に、今回成績が良かった人がやらなければいけないことは、
なぜ今回成績が良かったのかを振り返ること。
成績は上がるのも下がるのも必ず原因があります。
今回の勝因が分かっていれば、次どうすればさらに結果が出るのかがはっきりとわかります。
ただ、何となく成績が上がったと思っていると、次の成績で落ち込んでしまう人も多くいます。
そもそもテストは、いい点数を取るだけではなく、自分がどこができていないのかを調べて復習するためのものです。
今回の結果を次につなげるためにも、きちんと原因分析をして成績UPを図りましょう!!
2011年5月19日
埼玉県 高校入試合格への道(偏差値と内申点)
埼玉県の高校入試制度では、偏差値をアップさせるだけでは志望校の合格を確実にすることはできません。
また、みなさんもご承知の通り、今年度から入試制度が変更となります。
大きな変更点は、①前期・後期の2回の募集から、全学科1回の募集になること。②志願先変更期間を2回設けること。この2点です。合格者の選抜に関しては、昨年同様に行われます。
昨年度の入試でも、模試ではいつも合格安全圏にいて、本番の入試でも力を出し切った生徒さんが不合格になったケースが多くありました。一方で、模試では中々合格圏に入れず、本番の入試で失敗してしまった生徒が合格したケースもありました。
この傾向は、今年も続くと考えられます。
なぜ、このようなことが起こるのか。
そして、失敗しない受験勉強をすすめるためにはどうすればいいのか。
次のことを参考にしてください。
本年度も合格者の選抜の仕方は変わりませんので、第1次選抜を例に説明します。
選抜の基本は、学力検査(500点)と調査書(学習の記録の得点、特別活動の記録、その他の得点)の合計点で行われます。
ここでは、分かりやすくするために、学力検査(500点)と調査書の中の学習の記録の合計で説明します。
Aさんは、学校でも国数英理社は良い成績だが、その他は、2と3しかない生徒。
学力検査で300点。内申が9教科の合計が、中1が33、中2が30、中3が32。
Bさんは、苦手教科の成績が著しく悪い生徒。
学力検査で280点。内申が9教科の合計が、中1が35、中2が33、中3が34。
Cさんは、得意教科もないが、苦手教科もなく、内申が平均して良い生徒。
学力検査で260点。内申が9教科の合計が、中1が35、中2が36、中3が37。
学力検査の得点だけで選抜するのであれば、Aさんが圧倒的に有利になります。
ただし調査書の内申点が選抜に大きく影響を与えます。
実は、選抜において学力検査の得点と調査書の得点に、各高校で4/6から6/4の範囲の数値を決め、選抜の得点にしています。ここでは、学力検査は5/5(1倍)、調査書は6/4(1.5倍)で計算します。また、調査書の学年による比率を1:2:3で計算します。
Aさんの調査書の得点は、(33×1+30×2+32×3)×6/4=283.5(四捨五入し284点)
Bさんの調査書の得点は、(35×1+33×2+34×3)×6/4=304.5(四捨五入し305点)
Cさんの調査書の得点は、(35×1+36×2+37×3)×6/4=327点
学力検査と調査書の合計は以下のようになります。
Aさんは、学力検査300点+調査書284点=584点
Bさんは、学力検査280点+調査書305点=585点
Cさんは、学力検査260点+調査書327点=587点
上記のケースでは、実はCさんが合格に一番近い生徒になってしまうのです。Aさんは、Cさんより40点も多く得点できる力を持ちながら、不合格に一番近い生徒になるのです。
40点と言えば、偏差値に換算すると5程度になります。言いかえれば、偏差値55のAさんよりも偏差値50のCさんが、入試本番で合格をつかむ可能性が生まれるのです。
実際の選考には、調査書の特別活動の記録として、生徒会活動や部活動の結果、その他の項目の得点として、取得資格やボランティア活動や出席状況まで得点化され、合格者を選抜しますので、例えば学力検査の得点が240点程の生徒でも合格に一番近くなる場合も出てきます。
高校入試のサクセスストーリーに大切なことは、学力検査の5教科以外の実技4教科の取り組み方や、その評価が合格を大きく左右することを早い段階で知り、その対応をすることです。
家庭教師のトライでは、最新の入試情報に基づきお子様に合わせて的確なアドバイスを行なっております。
受験に向けてどうやって計画を立てればいいかわからない方は、トライまでご相談ください!
2011年5月14日
埼玉校 来週スタートの中間テストに向けて
2011年5月12日
埼玉 学習習慣を身につけよう
トライによくあるお問い合わせの一つに、「どうやったら学習習慣がつけられるのか」というものがあります。
勉強しなさいと親や教師が言っても、なかなか勉強できない子はたくさんいます。
その根本の原因を辿ると、「やらない」のではなく「できない」子が数多くいることがわかります。
宿題を出されても分からないからやらない、やらないからますますできなくなる、
そうして子どもたちは勉強から遠ざかってしまうのです。
大切なことは、まず「わかる」「できる」ようになること。
今の勉強が分からない場合はできるところからスタートし、「やればできる」という自信をつけていきましょう。
分かったつもりにするのではなく、きちんと理解すれば必ず勉強に興味が出てきます。
そして、計画をしっかりと立てること。
毎日どのくらいのペースで何をやればいいのかが分からず、勉強ができていない子もいます。
最近は、学校でも宿題を出さないところが増えているようです。
普段の学習内容が定着していないと、テスト前に復習するにも量が多すぎて、あきらめてしまう子がいます。
無理なく毎日の学習計画を立て、学習内容の定着を図れば結果は後からついてきます。
家庭教師のトライでは、お子さまの学習習慣を大切に考えています。
ご家庭にお伺いして、指導した内容を理解させるだけではなく、お子さまの学習環境を整えることも大切な仕事です。
家庭教師が来ない時間にどうすればいいのかを一緒に考えていきます。
学習の習慣づけで困っている方は、トライの教育プランナーまでご相談ください!
2011年5月9日
埼玉 高校生の学力向上のポイントは
高校教員の約8割が、生徒の学習意欲の乏しさと基礎学力の未定着に悩んでいるという結果が発表されました。
これは、昨年Benesse教育研究開発センターが全国の公立高校の校長および教員に調査した「学習指導基本調査(高校版)」によるものです。
以前は「七五三」と呼ばれ、授業についていけているのは小学生の7割、中学生の5割、高校生の3割で、残りはついていけていないと言われていました。今回の調査では、高校生の学力低下がそれ以上に進んでいることが明らかになりました。
問題の根本は、義務教育の学習内容がきちんと身に付かないまま高校に進学している点にあります。
小学、中学の学習内容が定着しないまま高校に進学すると、授業についていけない可能性が出てきます。
また、学習内容が難しく感じるほど、学習意欲も低下してしまいます。
新学期が始まり、学校の勉強が難しいと感じている人は、まずはしっかりと基礎固めを行いましょう。
トライ埼玉校では、新学期スタートダッシュを切るために様々なプランをご用意しています。
新しい学年に入って勉強につまずいてしまった人も、今ならまだ間に合います!
トライ埼玉校までぜひ一度ご相談ください!
2011年5月2日