2011年3月
2011年3月23日
島根県 県立高校合格発表
18日に県立高校の合格発表が行われ、たくさんの生徒さんから喜びの連絡を頂きました。何名かの生徒さん宅には直接訪問させていただき高校入学までの準備と入学後のアドバイスを行いました。
(普通科の生徒さんへ)
1週間の生活のリズムを早めに掴み、予習にあてる時間(主に課題)とは別に復習の時間を確保するようにしましょう。
高校の勉強はどんどん先に進むので課題をこなすだけで精一杯という生徒さんが多いです。週1回(週末)でよいので今週の授業を振り返る時間を作り、長期休み時にはこれまでの復習を行うようにしましょう。予習(課題)は学校から与えられますが、復習は学校外の学習になるので自分で計画を立て実施時期と時間を決めないと実行することが困難です。入学後のスケジュールを考え早めに設定することが必要になります。
(実業系高校の生徒さんへ)
これまで苦手だった科目も真面目に一生懸命取り組めば得意科目になるのであきらめずに頑張りましょう。
成績の差が大きい中学までと違い、高校では同じ位の学力の生徒と勉強をします。授業では先に進むことよりも基礎からしっかりと理解してもらうために、場合によっては中学の内容から復習を行う事もあります。中学時代に分からなかったところを再度復習できるので、真面目に授業に取り組めば、きっとよい結果を得る事が出来ます。頑張りましょう。実業系高校は専門科目が難しいので、しっかりと予復習をすることも大切です。
2011年3月9日
島根県立高校入試
4日に島根県立高校入試が行われました。国語・数学は難しかったと思いますが、他教科は例年通りか、やや易化しましたので平均点は例年程度になると思います。今年度試験の特徴についてまとめました。
国語・・・昨年までの傾向と大きく変化しました。漢文が出たのは予想外でしたが書き下し文が併記されていましたので落ち着いて読めば解けたのではないでしょうか。語句漢字の出題傾向も変化していました。
数学・・・公式にあてはめるだけで答えが導ける問題が減り、ひと捻りを加えた問題が多かったです。基本を押さえているだけでは得点が伸びなかったのではないでしょうか。問1の小問が昨年と比べて難易度が高くなりました。問2以降の応用問題は昨年並みの難易度だったのではないかと思われます。
英語・・・例年と変わらない出題傾向でした。英作文が少なかったこともあり難易度は若干下がったと思います。
理科・・・例年通り各単元2題ずつの出題でした。オーソドックスなものが多く、日頃から理科の対策を行っていた生徒さんにとっては解きやすい問題だったのではないでしょうか。ただ毎年問題数が多いので時間配分に苦労されたと思います。
社会・・・地・歴・公が大問1問ずつの出題であることや、島根県の問題が含まれているのは例年通りでした。地理では日本と世界との貿易をちゃんと復習していたかどうかで得点が大きく変わったと思います。レベルは普通で選択式の問題が多かったので、得点が伸びた生徒が多かったのではないかと思われます。
2月の終わり頃から、小学校6年生の生徒さんから「中学に入る準備をどうすれば良いのか?」というお問い合わせを頂くようになりました。今回は、中学入学準備で大事なことをお伝えします。
・算数・・・小学校内容をしっかりと理解しておく。(分数・小数の計算、割合・%の利用、速さ、図形など)
・英語・・・無理に先に進まず、アルファベットの読み書きと単語を読む(必ず音読)こと。
・国語・・・小学校で習った漢字を再度確認する。
中学に向けて予習を多く行う必要はありませんが、小学校で習った内容をキチンと整理して理解しておかないと、入学後に習う内容の理解が浅くなります。3月18日頃に卒業式を迎え4月6日頃の入学式まで約3週間春休み期間がありますので、苦手な部分の復習をして中学校入学に備えましょう。