教育プランナーブログ

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2012年7月

前回の『夏休みの学習計画』に引き続き、

今回は『日々の学習の進め方と注意点』をテーマに取り上げたいと思います。

 

前回、日々のノルマは一日の総学習時間の半分程度が良いと書きましたが、

では残りの時間は何をすればよいのでしょうか。

 

①ノルマ消化の中で出てきた疑問点を、参考書などを調べてしっかりと解決する

調べても分からない場合は、学校の先生、家庭教師の先生、塾の先生に質問するなどして、

必ず解決するようにしましょう。

ここを中途半端にしてしまったり、丸暗記してしまうと、その後の勉強の効率が悪くなりますし、

応用力もつきません。きちんと解決して次へ進むようにしましょう。

 

②自分のやりたい科目・単元の勉強をする

気分の乗らないときに嫌いな科目の勉強をしても、時間ばかり経過して得るものは少ないでしょう。

気分転換を兼ねて、やりたい勉強をやるのが一番良いです。

逆に、気分が乗っているときは積極的に苦手克服に向かうようにしましょう。

 

大学受験は高校受験よりも多くの戦略が必要になります。

戦略をしっかりと立てることにより、漫然と受験勉強をするよりも効率的に学習が進められます。

トライのアドバイザーが、

志望校選定・合格へ向けての学習内容・学習方法のアドバイスをいたします。

何から始めればよいのか分からない・志望校が決まらない生徒さんは一度ご相談ください。

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いよいよ受験生にとっての勝負の夏がやってきました。

『夏を制する者が受験を制する』と言われるほど、重要な時期であり、

多くの受験生のみんなも、この夏の成果を期待していることでしょう。

 

しかし、実際に夏の期間だけで出来ることというのは多くありません。

よくある悪い例は、参考書や問題集を大量に購入したものの、

膨大な量をこなせなく、途中で放棄してしまうパターンです。

 

そんな結果にならないよう、夏休みを上手に過ごすために、

『夏休みの学習計画の立て方』を今回のテーマにしてお話します。

 

 

○問題集・参考書選び

問題集・参考書を書店で選ぶと、あれもこれもやらなければいけないように感じて、

つい何冊も購入してしまうケースはありませんか?

問題集や参考書は、自分のバイブルとして、各教科1冊ずつを基本にしましょう。

単元別に出版されている者に関しては、特に大きな弱点となっている単元のみにしましょう。

 

 

○日々の学習時間の確保

学校のある時期は遅刻しないように起床し登校するというリズムで生活していますが、

夏休みはそれがありません。

この生活のリズムが崩れるだけで、事前に考えていたほど学習時間が確保できなかった

ということはよくあります。

ですから、まず生活のリズムを作る工夫をして確実な学習時間を確保しましょう。

例えば『毎日○時に図書館に行く』などの習慣も手段の1つです。

 

 

○『一日の勉強時間>一日のノルマ』を心掛けた計画を立てる

毎日一定量の目標に向けて勉強を進めることは重要ですが、

その目標量を余り多くしすぎないことも大切です。

なぜなら、学習内容を定着させるために必要な「なんでだろう」という疑問をもつことや

それらの疑問を解決する時間が、1日の目標量を多くすると確保できなくなります。

また、やりこなし学習になってしまって、結局定着ではなくこなした学習になってしまいます。

 

 

○一週間ごとに達成度をチェック

毎週必ず各教科の達成度・習熟度を自己診断し、

不十分だと感じる教科については翌週も継続して取り組んでいくようにしましょう。

曖昧な部分を残したまま次へ進んでも何の意味もありません。

少なくとも一週間を終わって振り返ったときに、完璧にできたと言いきれなければ

再度取り組むようにしましょう。

 

 

これから本格的な受験勉強を開始する生徒さんにとって、

最初の1週間の進捗具合・振り返りの善し悪しが

「夏休みの成果」「最終的な成果」に大きく影響します。

計画的に受験勉強を進めて実りの多い夏休みにしましょう。

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国語の勉強というと、「文法・漢字・古文・漢文などは、ある程度イメージできるけど、

論説文や小説の勉強はどうすればいいか分からない」という方が多いのではないでしょうか。

 

今回は論説文・小説の読解問題対策をテーマに取り上げてみたいと思います。

 

よく、「国語力をつけるには、読書をするのが一番」と言われますが、これは正しいのでしょうか。

結論だけ言えば、「正しい」です。

しかしながら、読書だけで国語力をつけるには膨大な時間がかかってしまいます。

今から対策をしても、受験本番で成果を出すのは難しいでしょうし、

受験生が読書に多くの時間を割くことも難しいでしょう。

 

それでは、これから本番までに現代文の点数を上げるためには

何をすれば良いのでしょうか?

 

まずは読解問題に対する意識改革をすることです。

「国語は数学みたいに答えがはっきりしないから難しい」という人がいますが、それは違います。

国語(現代文)の読解問題は、必ず本文中に答えかヒントがあります。

それを探して見つけ出すだけで良いのです。

 

国語の勉強は、問題文中から正確に答え(ヒント)を見つけ出すことができるように

練習することなのです。

 

ですから、日々の勉強では、問題の問いに対し解答の根拠にあたる部分を本文中から

見つけ出し、その箇所に傍線を引いておき、答え合わせの時には、解説を丁寧に読み、

本文のどこが解答の根拠だったのかを確認するようにします。

 

このようにして勉強を進めても成果が出るまでには時間がかかります。

入試に間に合わせるためにも、早速この夏から取り組むようにしましょう。

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「社会は暗記科目だから、語句を暗記すればいい」と考えていませんか?

確かに定期テストでは、語句の暗記だけである程度の点数は取れるでしょう。

しかし、高校入試の場合、それだけでは点数は取れません。

なぜかと言うと、入試の問題の多くは

『資料を見て関連する事柄について答えよ』

『下線部はなぜか、その理由を述べよ』

 といった関連を問うものだからです。

いくら語句を知っていても、そのつながりを知らなければ、入試問題は正解できないのです。

では、歴史の勉強はどのようにしていけばよいのでしょうか?

 

『時代ごとにノートをまとめ、問題集で演習する』ことです。

 

「当たり前すぎる」事なので、十分な成果を得ている方もいるでしょう。

しかし、成果の出ていない人もまた沢山いるでしょう。なぜ成果が出ないのでしょうか。

それは『ノートをまとめる』『問題集を解く』やり方は人それぞれだからです。

特に歴史が苦手な人は、この夏休みに(十分な時間が取れるうちに)取り組んでみて下さい。

 

①時代の始まりと終わりの出来事(政変、戦など)を見開きのノートのはじめと終わりにまとめる。

②その時代の主な出来事(余り多くなり過ぎないように)を書き出す。

③それぞれの出来事の理由や関連事項を書き加えていく(教科書や資料集を調べながら)。

①~③は全て黒一色で書く。

④ある程度ノートが出来たら(最初から余り細かく作る必要はない)、問題集に取り組む。

⑤問題集で間違った箇所でノートに書いてあるものは蛍光ペンで印を付ける。

書いてないものは教科書や資料集で調べた上で、ノートに色ペンを使って書き込む。

あとはノートと問題集を繰り返して完璧にしましょう。問題集は入試までに2冊程度完璧にしておけばよいでしょう。

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島根の入試では例年、小問、大問共に実験を通して出題されています。

実験の目的・経過・結果や、実験に用いる器具の使い方・見方に関する比較的易しい問題が8割出題されます。

残り2割が、「計算問題」「グラフや図を描く問題」「記述問題」といった難易度の高い問題となります。

 

上のことからも分かるように、実験の基礎をしっかり固めておけば平均以上の得点が可能です。

しかし、その基礎を固めるのがそもそも無理、何から始めればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

例えば化学の入試対策は次のように進めてみてはいかがでしょうか。

酸化と還元(還元の実験)

①その実験で起こる(化学)変化について調べる…その単元のテーマについて中心となる知識を覚える。

 例:酸化とは物質が酸素と結び付くこと。還元とは酸化の逆で、酸化物から酸素が奪われること。

②実験に使う物質と実験後に発生する物質について覚える。

 例:実験に使う物質(酸化銅と炭素の粉末)⇒実験後に発生する物質(銅と二酸化炭素)

③実験に使う器具やその他の物質の名称と使い方を覚える。

 例:試験官、石灰水など

④実験から得られる(化学)変化の根拠をまとめる。

 例:石灰水が白く濁ったということは、炭素が酸化銅から酸素をうばって二酸化炭素になったということ。

 

大体上のような形で各実験をまとめながら覚えていきましょう。

①~④を完璧に覚えることができたら、次は化学反応式や計算問題などの応用問題に取り組んでいくと良いでしょう。

化学が苦手な受験生は、まずは今回紹介した勉強法を試してみてはいかがでしょうか。

 

理科は夏休み期間にまとめて復習すると効率良く勉強が進められます。

復習のやり方などが分からない生徒さんはトライまでお問い合わせください。

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高校入試に英文法の知識はどの程度必要だと思いますか?

 

結論から言えば、中学3年間で学ぶ文法知識全体の、

7割程度が理解できていれば、高校入試で高得点を取ることが可能です。

もちろん英語は文法だけではないので、文法の7割だけやっておけば高得点が取れるということではありません。

逆に文法7割程度で高得点を取るためには、語彙・語法・構文などの知識が一層必要になります。

 

話を元に戻しますが、英文法7割というのは、あくまで「高校入試での得点」を考える場合であり、

「高校英語の準備」としては全く足りません。

従って、中学では英語が9割以上取れていた生徒でも、高校英語についていけなくなることは良くあるのです

ですから、今回のシリーズ第1回「英文法」では、必要に応じた対策を提案したいと思います。

 

①進学校に進み大学進学を目指す方 or 将来英語を活かした職業を志望する方

前述のとおり、英文法の知識が曖昧なままでは確実に高校英語の初期の段階で躓いてしまいます。

中学英文法は細かいところまでしっかりと身につけるようにしなければなりません。

単に問題集の答えが分かるだけでは、文法を正しく理解していることにはなりません。

その知識を長文中や英作文で活かすことが出来るようにしておきましょう。

 

②実業高校志望で、将来英語を使わないという方

文法が得意な方は、大学進学等を考えていない方でも文法をしっかりと勉強して下さい。

文法はどうも苦手で、何度取り組んでも挫折してしまうという方は、

英語の最低限の語順と動詞の形と意味を覚えて、後は語彙力と読解力をつけるようにしましょう。

 

②の方も、最低限の文法は必要になります

この力をこの夏にしっかりと身につけ、秋以降の受験勉強が効率よく進むようにしておきましょう。

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数学の得手不得手の差が最も顕著に出るのが『計算力』です。

数学が得意な人ほど、早く、正確に計算することができ、苦手な人ほどケアレスミスが多くなります。

 

なぜでしょうか?

それは数学が苦手な人は、計算の途中で「決めつけて」計算をしているからです

 

これは日々の計算の経験から「○○になる」と「決めつけて」

計算をとばすことで、自分では暗算をしていると考えているのです。

計算の出来る人は、どんな計算でも「決めつける」ことはありません。しっかりと暗算しているのです。

数学でケアレスミスが多いと感じている人は、まず一つひとつの計算を丁寧にすることを心掛けてみましょう。

 

そして、正確に計算が出来るようになったら、次は計算速度の向上を目指しましょう。

ここでも、計算をとばして早くするのではなく、暗算の速度を上げるように練習していきましょう。

 

島根県高校入試の計算については、

各学年の1学期に学習した四則計算の基礎をしっかりと復習しておけばよいでしょう

分数を含むものもありますが、複雑な問題はないので、基本問題を繰り返し演習しておくようにしたいです。

まずは、全ての法則を整数で完璧にできるようにしてから、分数や小数に取り組むと良いでしょう。

 

次に、方程式の文章題については、整数・割合に関する問題を多く練習しておきましょう

立式段階では、空所を埋める形式が主なので、求められた値を、正確に文字を使って表せることが重要です。

言い換えると、立式の自由度は低いので、過去問を中心に同様の形式の問題に取り組んでおきましょう

 

これから受験までに残された期間を逆算すると、この夏が計算や方程式の基礎を身につけて

成果を大きく得点に結びつける最後のチャンスです。数学で大きく得点を伸ばしたいと考えている方は、

まず計算が確実にできるようにして下さい。

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