2011年9月25日
徳島県公立高校入試 【社会】②地理の傾向と対策~日本の地形・気候
本日のテーマは、社会科【地理】です。
徳島県公立高校入試においてほぼ毎年出題されている「日本の地形・気候」についてポイントをまとめます。
日本の周りには海流が流れ、季節風が吹いています。
季節風は「季節によって風向きの変わる風」です。
夏は南西(太平洋側)から、冬は北東(日本海側)から吹いてきます。
その風向きの変化が日本の気候に影響しています。
夏は太平洋側に雨が多く、冬には日本海側の降水(雪)量が増えるわけです。
中央高地や瀬戸内で年間を通して降水量が少ないのも季節風が影響しています。
内陸に位置するため湿った空気が届きにくく雨が少なくなるのです。
雨温図の読み取りだけでなく、地理的分野においては統計資料や地図の読み取りなど比較的思考力が求められる問題が出題されます。単純な暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を考え、理解・納得しながら暗記するようにして下さい。