2013年8月22日
徳島県 高校入試社会 ~地理編~
皆さんこんにちは。
今回は社会についてのお話です。
徳島県公立高校入試においてほぼ毎年出題されている
「日本の地形・気候」についてポイントをまとめます。
単純な暗記ではなく「なぜそうなるのか」を考え、
理解・納得しながら暗記するようにして下さい。
日本の中でも地域ごとに気候的特徴が分かれます。
これは日本の周りには海流が流れ、季節風が吹いていることで説明出来ます。
季節風は「季節によって風向きの変わる風」です。
夏は南西(太平洋側)から、冬は北東(日本海側)から吹いてきます。
その風向きの変化が日本の気候に影響しています。
夏は太平洋側に雨が多く、冬には日本海側の降水(雪)量が増えるわけです。
中央高地や瀬戸内で年間を通して降水量が少ないのも季節風が影響しています。
内陸に位置するため湿った空気が届きにくく雨が少なくなるのです。
地理的分野においては地理的特徴以外にも統計資料や地図の読み取りなど
比較的思考力が求められる問題が出題されます。
「なぜそうなるのか」を意識しながら学習をしましょう。
近年では、徳島県の地理や歴史を複合させた問題も散見されます。
地図の読み取りや地域の歴史風土(藍染など)も併せてチェックしておきましょう。