2013年10月7日
徳島県 センター試験の傾向と対策 ~国語編~
皆さんこんにちは。
今回は国語についてのお話です。
現代文は実はもっとも厄介な科目で、「こうやって勉強すれば誰でも確実に点数が伸びる」という保証がありません。
ただ、センター試験の評論文においてはクセがなく、紛らわしい選択肢もないので、
本文中に書かれていることと一つ一つ照合していけば、これしかないという正解が出てきます。
時間のコストパフォーマンスを考えれば、現代文でどうしても得点を取る必要がある受験生以外は、
それ以外の科目に時間をかけたほうがいいでしょう。
続いては古文です。古文の勉強法は、
①古文文法を覚える
②古文を読むことに慣れる
③問題を解きながら使える知識を蓄積する
この順番で進めるのがよいでしょう。
しかし、古文文法を完璧に覚えてからでないと次の段階に進めないと思い込んでいると、古文の勉強ははかどりません。
とりあえず、基本的な文法をザッと覚えます。
それから覚え残しの部分については②や③の段階で復習すればよいでしょう。
次に実際の古文に読み慣れながら、文法の復習・単語のストックを増やしていきましょう。
そして最後に、実戦形式で問題を解きながら読解や解法のコツを習得していくようにします。
とにかく「自力で本文を読む」ことにこだわった学習を心掛けてください。
ここまで来れば得点力はかなりついていますが、不安があれば単語の意味や古文常識などを補強すれば鬼に金棒です。
古文にあまり時間はかけられない理系の受験生は、②の段階を飛ばして①→③と進めてもらっても構いません。
古文を押さえることによって確実に国語の得点力を底上げしましょう。