2013年10月8日
徳島県 センター試験の傾向と対策 ~理科編~
皆さんこんにちは。
今回は理科のお話ですが、この中でも、
悩みを抱えている受験生が多い物理・化学についてお話をさせていただきます。
≪物理≫
「物理アレルギー」の人は多いと思いますが、たいていの人は「力学」でつまずいています。
授業が理解できない方は、どこまで進んでいようが力学に戻ってやりなおしたほうが得策です。
なぜなら、力学がわからないまま次の分野に進んでも、ますます理解できなくなるからです。
物理も数学と同じで、基本的な解法パターンをストックしていく必要があります。
勉強の進め方ですが、教科書を順番通り仕上げていく必要はありません。
「力学」⇒「電磁気」の2大分野を仕上げてしまえば後は怖くありません。
分野ごとに区切って、基礎から入試レベルまで仕上げてしまいましょう。
※まだ受験生でない方は、3年生までに「力学」を仕上げてしまいましょう。
≪化学≫
化学は大きく分けて「理論」「無機」「有機」の3つに分けられます。
有機化学が苦手という生徒さんが多いのですが、まずは「理論」分野からの学習をお勧めします。
化学の基本的な考え方を理解する分野であり、センター試験でもこの分野の出題率が50~60%にもなります。
ここさえ乗り切れればあとの「無機」「有機」は丸暗記でも対応できます。
つまり、「理論」を理解できれば、土台は完成したといえます。
あとは知識のストックを重ねれば、十分受験に対応できる実力がつくというわけです。
※高1、高2の皆さんは3年生までに理論を理解しておけば、受験で圧倒的に優位になります。