2014年9月29日
徳島県 高校入試の傾向と対策 国語編
皆さんこんにちは。
高校入試の傾向と対策シリーズ、第3回目のテーマは
“国語”です!
まずは例年の出題傾向からご紹介すると・・・
Ⅰ: 論説文
Ⅱ: 小説(文学)
Ⅲ: 古文/漢文
Ⅳ: 詩
Ⅴ: 作文(20点満点)
となっています。
国語に関しては例年大問の構成に大きな変化はみられません。
ただ作文の配点が高く、時間配分を考えながら書かなければなりませんので
しっかりと対策をしておく必要があります。
作文の課題は資料や会話文を読み取り、
自分の意見を書くという形式で出題されます。
作文に関しては日頃から文章を書く習慣がない人、
文章を読む習慣がない人は特に注意が必要な分野といえます!
作文の内容が、ただの本文の抜粋になっていないか、
問題に対応した文章になっているのか、
必要事項を正確に読み取り、相手に伝わるように
自分の意見を簡潔に条件設定に沿う形で書けているか、
起承転結のある文章になっているのか、
誤字脱字や句読点の間違いがないのか、
以上の点に注意して日頃から文章を読んで自分の意見をまとめておく訓練が必要です。
物語文に関しては登場人物の心情や場面の移り変わり等に
注意し問題を読み解いていく必要があります。
テストでは漢字が必ず出題されるのでここで点数を落とさないようにしましょう。
古文・漢文・俳句に関しては読み慣れない・・・と思う人が多いかと思いますが、
問題の難易度としては平均的な問題が出題されるため、
まずは歴史的仮名遣いに慣れる、重要単語を覚える、係り結びの法則や
漢文の読み方の規則をマスターするということに重点をおいて学習を進めましょう。
また代表的な文学作品の成立時代、著者名、作品名、ジャンル(物語・軍記物・随筆・・)
をまとめておきましょう。
国語も一朝一夕に成績が上がる科目ではないため、
まずは文章を読み内容を把握する力、自分の意見や感想を
文章で伝える力を平素から意識して身につけていきましょう。
トライでは作文対策も行っていますので、
表現力に自信がない、文章が書けない、読解力に不安がある・・・
という方はご相談ください。