2019年10月15日
2020年教育改革後の大学入試について(記述編
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です
本日のテーマは「2020年教育改革後の大学入試について(記述編)」です!
2020年に教育改革が起こり、大学入試が大きく変化することは皆さんご存じですよね?
(もしもご存じでない場合は過去の投稿をご参考にください)
「この先、入試が大きく変化するけどどんな対策をとればいいのか?」
「具体的にどんな問題が出るの?」
といった、【共通テスト(記述編)】の今からできる対策について話をしていきます。
■教育改革が起こる背景
2020 年度より大幅な教育改革がおこなわれ、これまで実施されていた「大学入試センター試験」が廃止され「共通テスト」に変わります。
大学入試が変わるだけでなく、小学生・中学生の学習内容も変化することもポイントです。この変化の背景には、子どもたちに求められる能力が変化していることが挙げられます。
科学技術や人工知能が発達する昨今にあって、子どもたちに求められる力は「知識の暗記」「情報処理能力」から、
●判断力
●論理的思考力
●表現力
へと変化しています。
単純暗記ではなく、「与えられた知識をどのように活用するか」「自分の考えをどのように表現するか」が問われており、学校で指導される内容も「知識の活用」が重視されていきます。
■入試がどのように変わるのか(記述編)
□国語:最長 120 字の本格的記述
共通テスト試行調査で示された現代文の記述問題パターンは3つ。
●傍線部を別の表現で言い換える
●別々の文献を比較・整理する
●文章を元に推論する
単に文字を追うのではなく、自分の言葉に置き換える思考力を養うことが求められます。
字数制限も30字のものから最長 120 字のものまで多様で、制限字数内にまとめる記述力も必要です。
□数学ⅠA : 論理を数式で表現
記述問題が出題されます。これまでセンター試験の数学は、解法によらず制限時間内で素早く解答することが求められました。
一方、共通テストの数学ⅠAに記述問題が導入された背景には、単に答えを導くだけでなく、論理的な考えを客観的に説明できる力が求められているということがあります。
個別試験で数学を必要としない受験生も、数式で説明する練習が必要になります。
※2019 年 7 月 12 日に大学入試センターが訂正を発表。短い文章は除外し、数式のみを書かせる記述形式に変更された。
■対策
記述問題は「好きなことを自由に書いてよい」というものではありません。
国語も数学も、必ず条件・制約の下で書かなければなりません。何を用いてどのように書くのか、設問文が提示する条件を読み取る力が必要不可欠です。
また、本文を丁寧に読むことで、記述すべき内容のヒントを見つけられます。個人的な意見ではなく「客観的に見て合理的に推測される」ことを書く問題である以上、本文や設問から逸脱してはなりません。
指定された範囲内で手がかりを見逃さないために、読解力を身に着ける学習は欠かせません。最初のステップとして、条件や言い換え表現を見つけたら必ず線を引くようにしましょう。
単純暗記・計算ではなく、「判断力」「論理的思考力」「表現力」が問われるようになった段階で過去と同じ対策方法では必ず失敗します。
つまり、今まで固定の指導方針で学習を進めていた塾は2020年以降学習効果が圧倒的に薄れていきます。
これからの時代は「個別」「映像」での学習が当たり前になります。
どちらにも共通して言えることは「無駄な学習時間がない」という点です。
集団塾では、
「この分野もう理解できているんだけどなぁ」
「え!もっとその問題詳しく聞きたい・・けど質問できない」
など、本来その子に必要のない時間ができ・必要な時間が取れなくなってしまいます。
無駄な時間を取らず効率的に学習を進める最高峰が【マンツーマン指導】です。
これからの教育傾向・対策・時間効率 どの点を取ってもマンツーマンに勝てるものはありません。
ぜひ一度気になられた方は「マンツーマン指導」を経験してみてください。