2020年2月4日
基礎学3回目総評【社会】
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です。
本日のテーマは【基礎学3回目総評 社会編】です。
今回の社会もなかなか難しかったと思います。
〇地理
まず、問題①地理の問題はいつもと同じ出題形式でした。
地図と写真を元に問題形成されていくお得意の問題です。
基礎知識を問われる問題も多く、落ち着いて解けば前半は得点につながったかと思います。
ただ、「問題(3)ヤクーツクの集合住宅が高床になっている理由を答えなさい」
この問題は若干わかりにくかったかと思いますので、再度確認しておきましょう。
まず、現在も高床の建築物がある地帯は主に【寒帯】【熱帯】だと覚えておいてください。
それぞれ意味合いが違います。
今回は寒帯であるヤクーツクの高床についての問題です。
寒い寒帯では固い地面の上に凍土があります。
普段は地面と間違うほど固く凍っています。
しかし日本のようにその上に直接家を建ててしまうと、暖房等で暖まり氷が溶けてしまいます。
溶けると家が傾いたり、壊れてしまいます。
そのため、高床にして家が傾かないようにしているのです。
熱帯では高床の理由は全く違います。
熱帯では、地面が熱を吸収して非常に熱いです。
皆さんも夏の運動場で寝転がるとものすごく熱いですよね。
風通しを良くして、熱さをしのぐために高床にしているということです。
この手の問題は粒で暗記している子にとっては難解な問題となってしまいます。
暗記する際には、単語の意味や関連のあるものも一緒に覚えることをお勧めします。
〇歴史
歴史の問題も例年と同じ出題方法でしたが、若干難易度が上がっています。
基礎学の歴史は時代の流れをつかんでいないと全く解答できません。
上記の問題(4)は日露戦争後のお話です。
その後の条約によって日本の領土がどのように変化したかといった問題です。
時代の流れだけでなく、資料や領土の変化にも気を付けておかないと点数が取れないようです。
3月の試験まで残り1か月を切りました。
社会に関しては、暗記暗記と同じ単語ばかり書いて覚えるのではなく、資料集や時系列を意識した学習方法を行ってみてください。