2020年6月23日
基礎学2019年 1回目の振り返り【社会】
こんにちは!
家庭教師のトライ徳島校の山本です
今回は以前投稿している【基礎学2019 1回目の振り返り】です!
■社会
・難易度:例年通り
・傾向:図・表から読み取る問題が増加傾向
社会の総評ですが、結構おもしろい問題がたくさんでてきました。
解答する方も大変でしょうが、作成された方の工夫・努力を感じます。
まずはこちらの問題1
(1)最初から非常に楽しい問題が出題されております。
この問題に必要な力は、
・読解力(問題文を正確に読み取れるか)
・知識(世界地図の把握・海洋名)
・想像力(移動経路のイメージ)
ちなみに答えはこんな感じ ↓
これ、最近の問題って感じの出題傾向です。
今回、経路を通らないのは「Z洋」 つまり大西洋が答えになりますが、
本来であれば、「Z洋の海洋名は?」でいいはずです。
あえて様々な知識を使わせる問題を作ることで生徒たちの「考える力」を試しているわけです。
ちなみに(2)の問題も相当・・意地悪な問題です。
(2)では今回の経路を通らなかった「大陸」を聞かれているわけですが、
「え!地図上全部通ってるよ!」と感じた子も多いはず。
実はこの答え・・・「この地図上に載っていません」
正解は「南極大陸」となるわけです。
問題4でも似た問題が出題されています。
(1)ではコロッセオを建てた帝国の国教を聞かれています。
この問題の難しいポイントは
・コロッセオを建てた帝国とはどこか?
・またその帝国がどの宗教を国教をしていたのか?
二つのことを知っていないと答えれない2重構造になっています。
基礎学ではほかの問題も同様であり、100覚えて50答えれるといった感覚です。
多くの情報の中から正しい答えを導く力と応用力が試される社会は5教科の中でも難易度は高かったと思います。
昨年度の基礎学の総評はいかがだったでしょうか?
今年の昨年同様、難解な問題になるかと思われますので早めの対策をおススメします。