2021年10月20日
第1回基礎学力テストの分析 『国語』
こんにちは!
家庭教師のトライ 徳島校です。
先日行われた第1回基礎学力テストの要点をまとめていきたいと思います。
要点① 難易度はやや難
要点② 記述問題で自由度の高い問題が増えた。結果として別解が例年より多かった
要点③ 共通テストのような複数テキストの問題が新傾向として出題
<小説総評>
✍ 2人の中学生、真と梨々がデザインコンペに出品することになり、デザインが真、模型製作を梨々が担当する。真のデザインが進まないせいで、梨々とケンカしてしまうやり取りを描いた文章
✍ 大問2-5 <先生>と<佐藤>さんが文章の内容について話した会話について
(A)~(D)の空所補充する問題
内容は以下の通り
(A)…本文中から抜き出し、初めの3字を書く
(B)…本文中から4字で抜き出し
(C)…本文中の言葉を使って5字以上10字以内で書く
(D)…ア~エからひとつ選び記号で解答
上記の中では(C)は何を書くか迷った生徒も多く解答も「同意文は可」としていたので、解答するほうも採点するほうも労力がかかったのではないだろうか
<評論文総評>
✍ 鉄と文明についての話。製鉄技術が確立する以前にも、人類は鉄隕石から鉄を得ることができたという話
本文以外にも【資料】や【ノート】という複数のテキストがあった
共通テスト時代を見据えた新傾向問題と言える
✍ 大問3-2、大問3-5 これも同意文可とされており、特に3-5はどこまでを正解にするかで採点が難しい問題
<古文評論>
✍ 古文の御伽草子からの出題で4行少々と短い文章
3人の兄弟が親の死後に財産を等分していくが、立派な樹が枯れてしまった。樹の分割を諦めたところ樹は元通りになったことから教訓を得る話
✍ 大問4-6 物語から得られる教訓について<伊藤>さんと<渡辺>さんが話した内容を空所補充する問題
これも15字以上20字以内と文字数も多く、解答がまとまり切らない生徒さんは多かったのではないか
<まとめ&第二回に向けて気を付けるポイント>
① 文章の要約の練習をしておこう!文意を取るために非常に練習になる!
また、長い解答分を書かせる問題が増加傾向なので答案作りにも有効
② 作文は必ず練習しておこう!
配点15点と大きい問題の上、国語力とは別の力で得点できる
段落構成、200字以上260字以内で書く、など傾向が安定しており8割が狙える
次回は『社会』です!
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