教育プランナーブログ

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こんにちは!トライ東京校本部です。

私立高校受験を控えている方にとって、その学校に合わせた対策は必須です。

都立受験に比べ、高校ごとに入試出題傾向に特色があり、

その問題傾向に合わせた勉強をしなければ、本番で力を出し切ることはできないでしょう。

 

今回のブログでは一例として、私立高校入試対策

特に「駒澤大学高等学校(駒澤高校)」について焦点を当てて解説していきます。

 

具体的にどのような対策をとればよいのでしょうか?

 

 

1.高校基礎情報

世田谷区に位置する駒澤高校約7割の卒業生が系列の駒澤大学へ進学します。

もちろん外部受験用のコースも用意されており、

昨年度はGMARCH・早慶レベルまで合格者を輩出しています。

また、仏教の授業が各学年必修である点も特徴です。

 

入試科目は、英・数・国・面接英語はリスニングを含みます。

また併願優遇で受験する場合、小論文と面接が課されます。

およそ偏差値は58ぐらい。中堅~上位の間に位置するレベルと言えるでしょう。

 

 

2.入試の特徴・対策

具体的に英語と数学を取り上げ、入試の傾向と対策を紹介していきます。

 

【数学】

大問4つ。大問1は小問集合、大問2以降は、図形や関数・確率をメインとした応用問題が出題されます。

まず小問集合についてですが、都立大問1に似て広く基礎的な計算・処理能力を問う設問になっています。

ただし、駒澤高校の問題の方が難易度が高いです。

普段分数や小数が原因でケアレスミスをしている人は要注意です。

この大問1の小問集合では、満点近い点数が欲しいところです。

自学習をする際、符号が複雑だったり分数を含むややこしい計算演習の時間をしっかり取ると同時に、

計算過程を丁寧に書く練習を積んでおきましょう。

 

次に大問2以降の図形・関数・確率問題です。

各設問ともに、大問の中に小問が設定されています。合格には満点は必要ありません。

確実に(1)(2)レベルの問題が解けるようにしておきたいところです。

たとえば関数であれば、1次関数・2次関数の交点や変化の割合を求める基本的な問題

すぐに解けるようにしておく必要があります。

同時に、関数と図形(合同・相似)の融合問題も出題される可能性があるので、

辺の比・面積比を関数の問題で利用できるようにしておきましょう。

もし現段階で過去問を解いたときに、(1)(2)レベルでつまづいている人は黄色信号です。

早急に対策を立て、ニガテを克服する必要があります。

 

 

【英語】

大問10で構成されます。うち大問1はリスニングです。

まずリスニングについてですが、質問文に対して当てはまる選択肢を選ぶスタンダードな問題構成

になっています。都立大問1のリスニングよりも分量が多い為、

今の内から耳を慣らしておく必要があるでしょう。

題材としては、英検3級などの問題集が良いと思います。

レベル的にはそこまで難しくないので、あまり点を落したくありません。

次に大問2以降です。文法問題と長文問題に大きく分けることが出来ます。

特徴として、文法問題の比重が比較的大きいことが挙げられます。

穴埋め・同意言い換え・並び替えなど、さまざまな出題バリエーションで文法力・語法力が問われます。

長文読解の比重が大きい高校(特に都立入試)が多い中、文法の対策に時間をかける必要があるでしょう。

中学3年間で習った英文法・表現を総復習し、穴が一つもない状態にしておくことが必要です。

 

 

以上、英数について概観してきました。

駒澤高校に限らず、私立高校を志す受験生は、高校の出題内容に合わせて

これから勉強のピントを合わせることが大切です。

「何となく○時間勉強すれば大丈夫だろう」と考えていた方は、志望する受験校に合わせて

すぐに勉強方法・内容を修正していきましょう。

 

入試対策の詳細に関して、トライの教育プランナーによる相談も受け付けています。

これから入試本番までの限られた時間を有効に活用し、第一志望合格を目指していきましょう。

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