教育プランナーブログ

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2014年5月

こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

東京都立高校入試の制度について。今回が最終回です。

 

今回は、広尾高校を例にあげて、学力検査で必要となる点数の導き方をご説明します。

 

 

<学力検査で必要となる点数を導き出す>

 

前回例に出したお子さま(内申182点)が広尾高校に合格するためには、

学力検査で何点取る必要があるのでしょうか。

 

広尾高校(女子)の合格60%ラインは、1,000点満点中670点ですので、

 

670点-182点(内申点)=488点

 

を当日のテストで取る必要があります。

 

当日のテストは、主要5科目の各100点満点で、合計500点です。

広尾高校では学力検査の比率が7割(内申点が3割)なので、次の計算式で

当日の学力検査で必要な得点を割り出します。

 

488点(必要得点-換算内申点)×500点÷700点満点=348.57…点

 

小数点以下を切り上げし、349点が合格最低ラインとして必要になることがわかります。

ちなみに男子の場合には、合格60%ラインが650点ですので、335点が必要になります。

 

 

<計画を立てる>

 

ここまでわかると、どの科目で何点を目指していくべきかという戦略が立ち、

そのための学習計画も立てられるようになります。

 

学力検査で必要な点数を下げるために内申点を上げる努力をするのか、

内申点は現状維持して、入試本番で得点を取るための勉強にしぼって対策するのか、

という方針も立てられます。

 

実行可能な計画を早めに立てることが、合格への第一歩です。

トライではお子様にあった学習計画の立案も行っておりますので、お気軽にお声かけください。

 

 

家庭教師のトライ 東京本部

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こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

今回も引き続き、東京都立高校入試についてお伝えします。

 

今回は、都立の人気校広尾高校を例にあげて、内申点の計算の仕方をご説明します。

 

 

<内申点を得点化する>

 

9科目の内申の合計が28のお子さまがいたとします。

(体育が4で、その他はすべて3と仮定)

 

ここから換算内申を出すために、受験科目に入っていない実技4科目合計した点数を1.3倍します。

実技科目の単純合計は13点ですので、1.3倍すると16.9点になります。

小数点は切り捨てし、16点が実技科目の換算点数になります。

 

受験科目(主要5科目)の内申は単純合計になりますので、15点

実技4科目の16点と合計すると31点となり、この点数を換算内申と呼びます。

(内申点の単純合計は素点と呼びます。)

 

次に、この換算内申を得点化します。

 

前回のブログで、学力検査(当日のテスト)の得点と内申点の合計が1,000点と書きましたが、

このテストの点数と内申点の比率は学校ごとにあらかじめ決められています

 

広尾高校の場合

当日のテストを700点満点、内申点を300点満点として合計点を算出します。

 

9科目の評定がすべて5だった場合、換算内申は51点となります。

 実技4科目(5×4×1.3)+主要5科目(5×5)=51

 

それでは先ほどのお子さまの換算内申を得点化してみましょう。

 

 31(換算内申)÷51 × 300点満点 = 182.35点

 

小数点以下は切り捨てになりますので、182点。

 

つまり、体育が4、その他はすべて3の成績のお子さまが広尾高校を受験する場合、

入試での内申点は182点となります。

 

 

次回は、自分に必要な点数を導き出す方法についてお伝えします。

 

 

家庭教師のトライ東京本部

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

13,207人

・・・突然ですが、みなさんはこの数字は何のことだと思いますか?

これは、今春に都立高校を受験した45,148人のうち、不合格となった受験生の人数です。

約3人に1人が不合格という厳しい結果でした。

 

来春の受験も倍率が高止まりすることが見込まれていますので、

これから受験を控えるみなさまには、事前にしっかりとした計画を立てて臨んでいただきたいと思います。

 

さて、今回のテーマは都立高校入試制度です。まずは受験日程を確認しましょう。

*日程は今春のものです

 

 

<推薦入試>

 

1/22(水)願書提出

1/26(日)・27(月)集団討論・面接・作文など

1/31(金)合格発表

 

推薦入試では、一般入試を含めた定員の20%~30%が募集枠となります。

選抜は、調査書、集団討論、個人面接、作文・小論文、実技検査などにより総合的に行われます。

推薦入試では内申を取るための学習はもちろん、小論文対策や討論・面接の練習などが

合否のカギとなります。

 

 

<一般入試>(全日制・一次募集)

 

2/6(木)・7(金)願書提出

2/13(木)出願取り下げ

2/14(金)出願再提出

2/24(月)学力検査

2/28(金)合格発表

 

一般入試の選抜は、学力検査の得点と内申点の合計点(1,000点満点)で行われます。

内申点は2学期の期末テスト終了段階(3学期制の場合)の評定を点数化します。

 

次回は、具体例を出しながら、より詳しくご説明いたします。

 

 

家庭教師のトライ 東京本部

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こんにちは。家庭教師のトライ 東京本部です。

新学期が始まって1カ月以上が経ちました。新しい環境には慣れてきましたか?

 

中学1年生の中には、初めての定期テストを控えている人も多いと思います。

ノートを見直す機会も増えるでしょう。

 

今回はノートを取り方についてポイントをお伝え致します。

 

 

①1冊のノートには1教科のみ

 

1冊のノートに英語も数学も理科も…とまとめてしまっては、

「ここを復習したい!」と思ったときに、ノートのどの部分を見たらいいのかわからなくなってしまいます。

授業の流れもわかりにくくなります。1教科ずつノートを作りましょう。

 

 

②サイズはB5よりも大きいものを

 

板書を写すだけでなく、後で見直して要点を赤ペンで書き込んだりすることも必要です。

そのために余白を多く取っておくことが大切です。

また、小さなノートに小さな字で書いていると、復習もしづらいので、B5よりも大きなサイズを使いましょう。

 

 

③学習内容に見出しをつける

 

見出しをつけておくと復習する際に、どの部分をみればいいのかがわかりやすくなります。

日付も忘れず書いておきましょう。

 

 

④要点をまとめて大切なところを見やすく

 

細かくたくさんのことが書いてあるノートは、一見良さそうに感じますが、

見直した時にどこが重要なのかわかりません。

要点を端的にまとめ、問題集・参考書との違いを出しましょう。

 

 

⑤行の書き出し位置を揃える

 

ノートに書く内容も大切ですが、開いたときの見やすさも大切です。

書き出し位置を揃え、見直し時に見やすいようにしましょう。

 

 

⑥大事なところは自分の言葉で書く

 

授業中、板書を写すことに必死になっている人が多いのではないでしょうか。

ノートの取り方として「先生の言いたいことを理解しながら書く」ことが必要です。

そうでないと、板書をしない先生の授業は、ノートが真っ白になってしまいます。

先生が言いたいことは何なのかを意識しながらノートをまとめましょう。

 

 

まず、自分のノートを見直し、今後のノート作りを変えてみましょう。

ひとりひとりに合うノートの取り方をトライさんがアドバイスします!!

 

 

家庭教師のトライ 東京本部

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こんにちは。

家庭教師のトライ 東京本部です。

 

今回は、志望校の決め方についてです。

 

4月から通う学校のイメージをしっかりと持つことで受験勉強のモチベーションに繋がります。

どんな制服を着て、どんな通学路で毎日登下校をするのかを思い描くことで

勉強意欲を高めてください。

 

志望校選びには、重要なポイントがいくつかあります。

 

例えば、

中学受験生であれば、大学付属校か男子校・女子校なのかも選択肢のひとつですし、

高校受験生・大学受験生であれば、学校で何を学びたいのかが大切です。

 

 

<中学校>

慶應普通部、慶應中等部、青山学院中、などの私立大学付属校

開成、麻布、桜蔭、などの私立進学校

白鴎、桜修館、小石川、などのそれぞれに特色が強い公立中高一貫校

 

データを見れば学校の偏差値で絞り込むこともできますが、

「校風」に限っては実際に学校に足を運ばなければ分かりません。

実際に通学している先輩や先生とコミュニケーションを取ることで初めて分かることも多いはずです。

 

これからの時期は、学校説明会文化祭なども多くなりますので、検討している学校には

必ず一度訪れるようにしましょう。その上で、今後どのような具体的な対策が必要なのかなど

ご相談いただければトライさんがアドバイスをさせて頂きます。

 

 

家庭教師のトライ 東京本部

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こんにちは。
5月も下旬に差し掛かり、みなさんも新生活に慣れてきたころではないでしょうか?
 
さて、新中学1年生のみなさんは入学して初めての定期テストが間近にせまってきました。
きちんとテスト勉強の計画は立てていますか?
 
初めての定期テストをただなんとなく受けてしまうと、
今後定期テストの度に「ただなんとなく受ける」ことにつながりかねません。
 
高校への進学を考えた時、重要な内申点の評価基準となることも多いです。
初めての定期テストを受けるこの時期こそ、定期テストの重要性を認識し、
しっかり準備をして臨みましょう。
 
 
ポイント①きちんと計画を立てよう
 
試験日はいつか?何日にどの教科のテストがあるか?
を把握して各教科で自分に必要な勉強時間を考え、計画をたてましょう。
 
 
ポイント②受けっぱなしにしない
 
テストが返却された後、結果に一喜一憂して終わる生徒さんがいます。
しかし、そのテストの“できなかったところ”にこそ、あなたの伸びる可能性が詰まっています。
ぜひやり直し、できなかったところの理解を徹底し、弱点克服に努めてください。
 
 
上記2点を踏まえ、定期テストを最大限に活用し、学校生活を充実させてください。
 
 
家庭教師のトライ 東京本部

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

今回のテーマは英検です。

 

英検を取得する第一の目的は英語力を身につけることですが、

取得する級により、入試での内申点加算英語科目の単位認定が認められています。

受験で有利になる検定なので是非挑戦しましょう。

 

例えば…

 

<私立駒場学園高等学校>

 

普通科進学コース【一般入試】

《出願優遇》〈単願〉3級以:評定に1プラスする

 

普通科進学コース・食物科【推薦入試Ⅰ】

【公専】《出願優遇》〈単願〉3級以上:評定に1プラスする

 

普通科特別進学コース・国際コース【推薦入試Ⅰ】

【公専】《出願優遇》〈単願〉準2級以上:評定に1プラスする

 

という内申点加算があります。

 

 

【2014年度の英検実施日】

1次試験 6月8日(日)

2次試験 7月6日(日)

 

【英検対策】

英検は1次試験で筆記試験とリスニング試験、3級からは2次試験の面接が追加されます。

 

1次試験の筆記試験対策としては、まず単語をしっかり覚えることです。

日本語で言う漢字が読めないのと同じですから、基礎単語をしっかり身につけて試験に臨みましょう。

 

次に文法です。せっかく単語を覚えても文法が分からなければ長文読解はできません。

このふたつをしっかり習得すれば長文の内容が案外簡単なことに気付くはずです。

基本的に日本語に訳しても理解ができないほど難しい内容ではありません。

 

リスニングはとにかく慣れること。

最初のうちは頭の中で文章を全て訳すのではなく、主語と文脈に関わるキーワードを抽出し

話の流れを掴む訓練をしましょう。

英語を聞く機会を増やし、慣れてくると聞くと同時に訳せるようになってきます。

 

2次試験は面接です。面接では聞き取る力と話す力の両方が試されます。

聞き取る力はリスニングでしっかり鍛えてください。

話す力は瞬時に言葉に変換できるかどうかが鍵となります。

まずはゆっくりでもいいので頭の中で日本語の文章を作り、それを単語・文法知識を使って

英語に訳し、言葉に出す練習をしましょう。

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こんにちは。家庭教師のトライ東京校です。

今回は漢検についてです。

 

みなさん、漢検をご存じでしょうか。

漢検とは、「日本漢字能力検定」のことで、漢字を「読む」「書く」という知識量や、

漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使えるかどうかを測る試験です。

 

漢検の級は、1~10級、準1級、準2級を合わせて12段階あり、

 

3級→「中学校卒業程度」

準2級→「高校在学程度」

2級→「高校卒業・大学・一般程度の漢字」

 

となっています。

 

漢検受験のメリットとしては、

 

①  自分にどれくらい漢字力があるのか多角的に測れること

②  漢検の一定以上の級を取得しておくと、高校受験の際に有利になること

 

が挙げられます。

多くの私立高校で、漢検取得者への加点方式をとっており、

主に、3級以上を取得しておけば加点される学校がほとんどです。

 

漢検は年3回のみの実施であるため、高校受験直前に慌てて受けるのではなく、

早い段階で計画的に受験されることをお勧めします。

 

今年度の第1回目の検定が6月22日(日)に実施されます。

申し込み締め切りが5/22(木)と迫っておりますのでご希望の方はお早めにお申し込みください。

 

 

家庭教師のトライ 東京本部

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