教育プランナーブログ

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2021年11月

みなさんこんにちは!

家庭教師のトライ東京校です。


都立高校入試対策シリーズも、いよいよ最終回です。

最後の特集科目は、社会です。


社会といっても都立高校入試の社会は単なる用語の暗記だけでは太刀打ちできず、資料の読み取りの読解力・考察力が問われる試験です。

試験で問われやすい形式があるので、確認し、対策を行いましょう!


【出題傾向】



【対策】

大問1 3分野の基本問題


●地理→地形図・人口・日本の農作物などの資料読み取り問題

●歴史→文化・政治・経済を中心に重要知識の確認

●公民→政治・経済・社会の重要用語の基本的な確認


大問2・3 地理分野(世界・日本)


世界の国や地域の気候・生産物・輸出入・地形や位置などについて、図やグラフを見ながら比較させる問題が出題されます。普段から教科書や資料集を見て、資料から読み取れることを書きだし、整理する練習をしましょう。


大問4 歴史分野


毎年必ず出題されるのが、出来事の並び替え問題です。



答え)ウ→イ→エ→ア

時代の流れをしっかり押さえたうえで、その時代ごとの登場人物、出来事をのせていくイメージで勉強しましょう。


大問5 公民分野


政治や経済、国際問題について、ニュースに取り上げられるような事柄が出題されやすい傾向にあります。新聞やテレビ、ネットのニュースから感じたことや、読み取れることを普段から考察し、文章にする練習をしておきましょう。


大問6 3分野の融合問題


ある一つのテーマに沿って、地理、歴史、公民と3分野に渡る知識の確認や、資料の読み取り問題が出題されます。昨年度は、世界の経済成長についてというテーマで出題がされました。分野ごとに区切った勉強ではなく、一つの出来事について歴史的、地理的な知識を関連づけて覚えていくように心がけましょう。


まとめ


都立高校入試の社会は、一問一答形式のような単なる暗記では通用しません。普段の学習から、グラフやデータの読みとりを主体的に行い、自分の意見を言葉にする訓練を行いましょう。このような勉強は、単に用語を暗記するよりも長期記憶に残りやすいとも言われています。全5回の都立高校入試対策ブログをご覧いただきありがとうございました。入試まで残り約3か月、悔いのないように過ごしましょう!

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みなさんこんにちは!

家庭教師のトライ東京校です。


前回に引き続き、都立高校の入試対策についてお話して参ります。

今回の特集科目は、理科です。


理科や社会は暗記科目ですが、問題形式を知り、都立高校入試の問題の解き方を練習しておくことが得点につながります。ただ用語を暗記しているだけでは解けない問題がほとんどです。覚えた単語同士のつながりや、実験の流れなど全体像を理解するように頭の中を整理しておきましょう。


【出題傾向】

【対策】

大問1と2の小問集合は合計44点の配点があります。すべて教科書レベルの基本事項が頭に入っているかを問う問題です。基本事項がまとまった問題集を繰り返し解き、満点が取れるように勉強しましょう。


大問3は地学領域の問題が出題されます。これまでの傾向を見てみると、1~3年の範囲が交互に出題されています。地層(H30年度)→地震(H31年度)→天体(R2年度)→天気(R3年度)と来ているため、令和4年度は地層または地震の範囲が大問になるのではないかと予想されます。


大問4は生物領域の問題です。こちらも1~3年生の範囲が交互に大問になっています。植物(H30年度)→遺伝(H31年度)→からだのつくりとはたらき(R2年度)→植物(R3年度)と来ているため、令和4年度は遺伝またはからだのつくりとはたらきに関する大問になる可能性が高いです。


大問5は、化学領域についての問題です。化学は全範囲から組み合わせて出題されるため、満遍なく学習を進めましょう。実験をもとにした出題が多いので、学校で習った実験のどれと一致するのか見極められるよう、復習をしておきましょう。


大問6は、物理領域についての問題です。同じく、2つの範囲が交互に出題されています。回路と電流(H30年度)→運動とエネルギー(H31年度)→回路と電流(R2年度)→回路と電流(R3年度)と来ており、令和4年度は運動とエネルギーに関する大問になる可能性が高いと予想されます。


次回は都立高校入試対策シリーズ最終回、社会について特集します。お楽しみに!

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