2011年10月30日
鳥取県大学入試 理科対策【物理・化学】
今回はセンター【物理・化学】対策についてお話をしてまいります。
理系の生徒さんは物理・化学での受験をされる方も多いと思います。
・物理Ⅰ
物理Iは、大きく「力学」「電磁気」「波動」の3分野に分けられます。
これらの範囲から大問4題(25問程度の設問)を60分間で解答することになります。
数式・数値の計算だけでなく、短文の正誤を選ぶもの、正しい図やグラフを選ぶものなど
出題形式は多岐に渡っております。
出題内容は、高校で習う基本的内容が問われます。教科書レベルの問題を中心に
繰り返し対策をするようにしていきましょう。また図やグラフなどを読み取って利用する問題などが
出題されておりますので、過去問や予想問題を多く解き出題形式に慣れることが重要です。
・化学Ⅰ
化学Iは例年、第1問と第2問が「物質の構造」、「熱化学」、「酸と塩基」、「酸化還元・電池・電気分解」、
第3問が「無機化学」、第4問が「有機化学」という構成で合計28~29問出題されます。
知識を問うだけの単純な問題は少なく、実力がついていなければ容易には解けない問題が多く出題されています。
過去問の類似問題が出題されることもあります。
60分間で約30問の問題を解かなければならないため、迅速な判断力と計算力が要求されます。
また無機化学、有機化学の暗記内容も多く出題されますので、暗記問題で時間をかけないようにして
計算問題に割く事が出来る時間を確保しましょう。
暗記内容は項目ごとにノートにまとめておくと覚えやすいでしょう。
短い期間しかありませんが是非実践して下さい。