2012年9月10日
鳥取県 高校入試 数学シリーズ(第3回)
数学シリーズの最終回は『図形』をテーマにお送りします。
よく『図形はセンスとひらめきが大切』と言われます。
では、図形が苦手な人にはセンスとひらめきがないのでしょうか?
また、「センスとひらめき」とは一体何なのでしょう?
結論から言えば、これは理解と暗記とそれに伴う思考力のことで、
日々の学習で身につけることが出来ます。
では、どのようにして身につければ良いのでしょう。
まず第一に、図形に関する公式や定理をきちんと理解しましょう。
このとき、公式や定理の文章の丸暗記ではなく、きちんと図形を合わせて覚えるようにしましょう。
次に、問題演習を通して、その公式や定理の使い方を学びましょう。
公式や定理の使い方は、ある程度パターン化されています。
問題集等の問題を繰り返し解くことで、そのパターンを確立させましょう。
最後に、と言っても実際には上の2つの勉強と並行してになりますが、
正確な図を描けるようにしましょう。
せっかく覚えた公式や定理も、間違った図、汚い図では、知識と図形を一致させることが
出来ません。図形問題が得意な人は等しく図をきれいに描けるものです。
正確で見やすい図が、フリーハンドで素早く描けるように練習を繰り返しましょう。
図形問題は教科書や参考書をいくら読んでも、それだけで身に付くものではありません。
実際に手を動かして図を描き、様々な角度から
その図を観る目を作り上げていかなければなりません。
受験に向けて、基礎から順を追って身につけたいと言う方は、一度トライへご相談下さい。