2014年9月21日
鳥取県 小学生の勉強法
鳥取県の皆さんこんにちは
9月に入りすっかり秋めいてきました。秋と言えば「○○の秋」と良く言いますが、
涼しくなり読書や勉強にも集中しやすい季節になってきました。
今回は「小学生の勉強法」についてお話をいたします。
「小学生の勉強は簡単だから学校の授業を受けていれば問題ない」とお考えではありませんか?
正しい勉強法(勉強への取り組み方、理解の仕方)は、
内容が簡単な小学生のうちが身につきやすいのです。
お子さんが好きなゲームでも、最初は簡単で操作方法や技の出し方などを会得し、
少しずつ難度の高い敵に立ち向かっていくと思います。
勉強も簡単なうちに基礎内容を身につける。よく言う「読み・書き・そろばん」です。
読解力も文章が平易なうちに、場面の捉え方や登場人物の把握、
筆者が伝えたいことを読み解く力を養うことができるように訓練しましょう。
また、多くのお子さんが苦手にしている算数などの文章問題も
わからなくなった学年から2年ほどさかのぼった問題をじっくりと考えながら解かせるようにして、
文章をどのように読み解くのかができるようにしてください。
小学低学年で指を使って計算をする生徒さんがいらっしゃいます。
学校や親御さんは「指を使ってはいけません。」と注意されることが多いようですが
トライの指導では「○○してはいけない」ではなく「○○のようにしてみよう」と前向きな働きかけを行います。
上記の指を使う生徒さんに対しては以下の段階を踏んで克服を目指すようにしています。
「両手ではなく片手だけ使おう」
⇒「片手を机の下などに隠し、見ない様にしよう」
⇒「手を使わずに頭の中でイメージをしてみよう」
一気に理想までいける生徒さんは少なく、3ヵ月から半年をかけてじっくりと身につけていきます。
小学生のうちは「先に進める」ことより「ちゃんと理解させ定着させる」ことを重要視してください。