2011年12月
2011年12月6日
鳥取県 苦手科目克服【高校入試頻出単元・数学編】
今回は鳥取県公立入試・数学の頻出単元です。
大問1の小問集では、
「正の数負の数の計算」「文字式の計算」「平方根の計算」「因数分解」などの計算基礎と
「関数」「図形」問題が例年出題されます。
計算は基本的な内容ですので、ミスをなくすように繰り返し練習をして下さい。
関数は、与えられた情報(座標)を基に直線の式を答える問題が主になります。傾きaを求める問題もありますが、
いずれも問題レベルとしては基礎内容になりますので、比例式・1次関数・y=ax2式の基本を身につけましょう。
図形は、「計量」「作図」「証明」が出題されております。
角度を求める、面積・体積を求める計算は公式を覚えるだけでなく、公式の意味を理解していないと
解けないものも出題されます。(孤の長さと中心角が提示されておうぎ形の面積を求めるなど)
過去の入試問題や同レベルの問題で演習を繰り返しましょう。
作図は基本パターンをしっかりと覚えておけば大体の問題に対応可能です。
基本パターンをどのように利用するかをしっかりと見極めるようにして下さい。
証明問題は苦手な生徒さんが多いです。
問題で与えられている情報を図に書き込んでいけば、何を求めなければならないかが見えてきます。
そこに三角形の合同条件、直角三角形の合同条件、平行線の性質などをあてはめていけば
答えが導けるでしょう。証明問題も繰り返しの学習で少しずつ力がつきます。毎日1問チャレンジして下さい。
入試で数学の目標点が20点以下の生徒さんは、証明の勉強をするよりも他の小問で得点出来るようにしましょう。
第2問以降は文章題になります。
連立方程式の利用・関数の利用・確率・図形の応用などの出題頻度が高いです。
連立方程式の利用・・・
買い物をする問題はイメージがしやすく立式も簡単かと思います。速さ問題や%が混ざる問題は
式を立てることがうまく出来ない場合があります。方程式の利用が苦手な生徒さんは繰り返し演習を行いましょう。
式を立てる上での注意すべき点は以下のことです。
①計算の単位に注意!
個数+個数=個数、時間+時間=時間、代金+代金=代金、生徒数+生徒数=生徒数
②個数や生徒数を求めるのに割りきれなかったら式が間違っている!
「何個」や「何人」を求める場合、答えは分数にはなりません。式が違うか計算が間違っているかのいずれかです。
すぐに見直しましょう。マイナスの答えになる場合も同様です。
関数の利用・・・
1次関数の利用は、面積の変化、移動、貯水などが頻出です。
関数問題は(1)で座標や直線の式・傾きを求めさせることが多いです。
ここで間違うと全てを間違う事になりかねないので、より慎重に答えを導くようにしましょう。
確率・場合の数・・・
サイコロやクジを引く問題が頻出です。起こりうる組み合わせを全て書き出し、答えに該当するものを
探し出すようにすれば正解しやすいです。問題文の意味を理解する読解力を身につけるようにして下さい。
「確率を求めよ=〇/〇と分数で答える(約分忘れずに)」「何通りか=〇通り」と答え方にも注意して下さい。
図形の応用・・・
大問1で証明などの平面図形が出題されているためか、空間図形が頻出です。
問題に書かれている図を見て立体的なイメージをすることが非常に重要です。
軸を中心に回転させる問題や展開図などはイメージ出来ればさほど難易度は高くありません。
こちらも繰り返すことによってイメージがしやすくなります。
県立高校入試は問題の構成が毎年似ています。
一度過去問を解き、出来ない問題や苦手な単元を入試までに反復演習をして下さい。
生徒さんの志望校によって目標点が変わってきます。どこを重点的に学習すれば良いかなどは
トライの教育プランナーが相談に乗ります。是非ご相談下さい。
2011年12月4日
鳥取県 苦手科目克服【高校入試頻出単元・国語編】
いよいよ12月に入りました。
県立高校学力検査まで約3ヶ月、鳥取敬愛高校特進入試までは1ヶ月しかありません。
今回から5回シリーズで5科目の県立高校入試頻出単元の勉強方法について述べたいと思います。
第一回:国語の対策
鳥取県入試では大問5題の構成となっております。
大問1 「国語の基礎知識」
他県入試ではあまり見られない出題方法になります
熟語やことわざの知識を問う問題、書道の書体・俳句の季語の知識、話の内容を文章におこす問題など幅広く出題されています。
難問はありませんが基本的な知識が無いと解答が困難な問題です。
冬休み期間などで主なことわざ・慣用句や俳句の季語などを復習しましょう。
大問2・3 説明文、小説文
一般的な問題になります。
説明文では文脈の把握や接続語、小説文では登場人物の心情把握が中心となっております。
これまでの模試や問題集の長文読解問題を繰り返し解き、解説を読みながら必要な部分が読みとれるように訓練しましょう。
大問4 古文・漢文
例年古文が出題されておりましたが、昨年は漢文が出題され戸惑った生徒さんも多かったようです。
しかしながら古文も漢文も内容は平易で、昨年の漢文は書き下し文が出たので古文と同じ感覚で解く事が出来たのではないでしょうか。
古文で重要なのは現代かなづかいに直す、古語の意味を答える問題を確実に解答する、
漢文だと現代語訳と返り点のつけ方を勉強しておきましょう。
大問5 作文
例年150字程度の作文が出題されます。配点が6点と大きいので確実に点が取れるように練習しましょう。
ここ何年かは2つの物を比較させ意見を述べさせる、ある出来事についての経験・意見を述べさせる問題が出題されております。
過去問や他県の作文問題などを利用して書く練習をするようにしましょう。
「国語は勉強のやり方が分からないのでやらない」
「勉強しなくてもある程度の点が取れるから・・」
と言って対策をしていない生徒さんが多く見られます。
長文読解問題は読み進めるのではなく、印をつけながら文章を解読していくようにすれば理解が進み、得点出来るようになります。
トライでは国語の勉強法や指導方法も教師に指導を行い生徒さんの理解がしやすいように改善を行っております。
受験までの短い期間に1:1で結果の出る学習に取り組んでみませんか。
2011年12月3日
鳥取県 冬休み前の勉強法【大学受験編】
皆さんこんにちは。
センター試験まで1ヶ月半程になり最後の追い込みを頑張っておられると思います。
期末試験終了から冬休みまでの約20日に何を重点的に勉強すべきか、また勉強方法はどのような方法が良いかについてお話します。
朝から学校の授業を受け放課後は学校で勉強して19時~20時に帰宅する生徒さんが多いと思います。
「自宅より集中が出来る」、「分からない所を先生が教えてくれる」と言った理由で学校に残り勉強をしていれば問題はありませんが、
「皆が残るから自分も残る」と言う生徒さんはいませんか?勉強する内容を決めずに漫然と学校に残っていても成果は上がりません。
予め模試やセンター予想問題集などを解き、自力では理解しきれない内容を
学校の先生に聞くなどして解決し、残った時間で演習を繰り返すようにしましょう。
注意点としては「同じ科目を長時間やらない」ようにすることです。
同じ科目を繰り返すと脳の働きが鈍り理解力・思考力が低下します。
脳の働きを活性化させるためにも2時間程のローテーションで科目をかえるようにしましょう。
例えば英語を4時間勉強した後に数学を4時間勉強するのではなく、英語2時間、数学2時間を②セット行うなど工夫をして下さい。
また長時間休み無しで勉強するのではなく、1時間に5分ほど目を閉じて何も考えず、
「ぼーっと」脳を休ませると脳の働きが回復します。是非お試しください。
センター試験までの僅かな時間です。より効率的に勉強を進めることの出来る家庭教師指導はいかがでしょうか。
指導実績豊富なプロ家庭教師や医学部の学生、獣医学科の学生などによる、ハイレベル指導も対応可能です。是非ご相談下さい。
最後に風邪が少しずつ流行ってきています。体調管理をしっかりと行うようにして下さい。