教育プランナーブログ

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2011年5月

国語という科目には、大きく分けて現代国語と、漢文・古文を読み解く古典があります。

漢文や古文が、文法や決まりを覚えればある程度対応できるのに対し

現代国語は読み解く能力を試される科目であるため、単なる練習では点数が伸びません。

私も、中学のころに国語の点数が伸び悩み、担当の先生に相談したところ

「国語はセンス。感性で解くもの。読解力は小さい頃に読んだ本の質と量で決まる。」

と言われた思い出があります。

しかし、国語という科目は、決して「センス」「感性」で解くものではなく、れっきとした「解法」があるのです。

その「解法」さえ身につければ、安定的な成績をとることができるようになり、

国語があなたにとって得意科目になることも夢ではありません。

 

まず、国語は「文章のなかに答えがある」という意識をもち、設問の意味をしっかり把握し、

何を問われているのかを自分の中で解釈すること。

このとき決して、自分の感情や一方的な思い込みで思考しないことが大切です。

そのうえで問題文をじっくりと読み、設問に関係のありそうな比喩表現言い換えに注目します。

また、繰り返し登場しているキーワードにも印をつけるなどして注意します。

この作業さえできれば、あとは不自然にならないように解答となる文章を組み立てるだけ。

このとき注意すべきことは、先にチェックしたキーワードを取りこぼしなく組み込むこと。

これさえできれば、誰でも現代国語で安定した点数を確保できるでしょう。

 

そうはいっても、国語は簡単に成績を伸ばすことのできる科目ではありません。

「解法」を身につけるためには多くの問題を解き、問題に慣れる必要があります。

 

国語は重要語句やキーワードを探し出す「宝探し」です。

センスや感性ではなく、論理的に「解く」ものであるという認識を持って取り組むことで、

あなたにとって国語が、強みになるはずです。

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「モチベーションが上がらず、どうしても前向きに学習に取り組めない。」

「やってもやっても成果が出ないような気がする。」

そんな5月病の学生さんへのアドバイスです。

結果を出すためには、まずよりよい心の状態を保つことが重要です。

普段の生活においても、常に元気で、はつらつとしている人の周りには、自然と幸福が訪れるものです。

 

実は、受験勉強においても同じことが言えます。

常に自分の心の状態をコントロールし、明るく前向きな人は自然と良い結果を導きやすく、

肝心な試験や、ここぞというところで高いパフォーマンスを発揮できるのです。

つまり、試験や受験においては、自分の心をいかに良い方向へコントロールできるかにかかっている

と言っても過言ではありません。

 

試験会場ではついつい周りの受験生が脅威に見えるもの。

しかし、相手も同じ受験生であり、過度に恐れる必要はありません。

それにいち早く気づき、平常心を保つことさえできれば、怖いものは無いのです。

「試験になると結果が出ない」 「本番に弱い」という学生さんの声はよく聞きますが

そういった学生さんはまず結果を出すために、良い心の状態をキープすることを心がけましょう。

そのためには本番に向けて自分はこれだけ頑張った、どんな困難からも逃げなかったという自信を作ることも必要です。

その積み重ねが、将来的にメンタル面における大きな励みとなるはずです。

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今回は、富山県と石川県の各高校における、富山大学の合格者数を紹介していきたいと思います。

 

【富山県】

富山高校 45人 (前年比-6人)

富山東高校 42人 (-8人)

呉羽高校 36人 (+1人)

富山中部高校 34人 (+1人)

砺波高校 32人 (-6人)

福野高校 32人 (+6人)

高岡南高校 30人 (+7人)

福岡高校 28人 (-1人)

魚津高校 27人 (-14人)

富山第一高校 23人 (+3人)

桜井高校 22人 (+3人)

富山いずみ高校 22人 (前年データ無)

高岡高校 21人 (±0)

氷見高校 20人 (+6人)

滑川高校 20人 (+8人)

 

【石川県】

桜丘高校 69人 (+10人)

二水高校 44人 (-4人)

星陵高校 35人 (-6人)

錦丘高校 29人 (-8人)

羽昨高校 28人 (+15人)

七尾高校 23人 (-11人)

大聖寺高校 20人 (+4人)

 

富山県では、富山高校や砺波高校などの上位校が、前年よりも少ない合格者数となっています。

一方で、高岡南高校をはじめとした中堅校に、合格者数の増加が見られます。

石川県では、全体的に昨年よりも合格者数が低下している傾向がありますが、

桜丘高校や羽昨高校では大幅な数字の増加が見られます。

みなさんの高校はどうでしょうか?

 

富山大学を目指すみなさんは、来年の受験まで時間はたっぷりありますが、

油断せず、来年の合格者の一人になれるように、日々の学習をしっかりとこなしていきましょう。

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5月も半ばになり、気温の高い日が続くようになってきました。

中高生の皆さんの中には、定期テストの真っただ中!という方も多くいらっしゃると思います。

定期テストが終わったら、次はテストで発見した苦手分野や、新しく習う分野の復習が必要になります。

そこで今回は、「復習のタイミング」について紹介していきたいと思います。

 

人間は、「覚えた記憶の約8割をその日のうちに忘却する」と言われています。

つまり、その日学習したことを忘れないようにするためには、授業を受けたその日の内に復習をすることが重要です。

では、具体的にどのタイミングで復習をしたら、最も記憶に残りやすいのか?

それは、「寝る直前の1時間」です。

 

人間は眠っている間、その日得た知識を整理し、必要な知識と必要でない知識の取捨選択を行っていると言われています。情報の整理が行われているという証拠が、私たちの見ている夢です。支離滅裂な夢を見ているとき、脳内では夢にあらわれている情報の整理が行われいるのです。

寝る直前に得た情報は、脳にとって強い印象を持っているので、眠った後でも優先的に必要な記憶に振り分けられます。

そのため、寝る直前の1時間は、最も効率的に復習のできる時間帯なのです。

 

その日学んだ問題を何度も解くことももちろん重要ですが、寝る直前の復習では、その日学んだことを頭のなかで整理することを重視しましょう。

教科書を開き、今日授業を受けた範囲にざっと目を通してみましょう。次に教科書を閉じ、自分の頭のなかで、ぼんやり思い起こしてみます。「英語では、こんな例文を勉強して、○○と○○という単語を覚えた」「数学では、新しい公式を勉強した。その公式は、こういう問題で使う」というように、頭の中で自分自身に説明し直すように考えてみましょう。

これを繰り返すことで、その日学習したことがより強く頭に記憶されます。

 

また、冒頭で説明した通り、一度復習をしても人間の記憶は次第に薄れていきます。

そこで、学習したことを長く強く頭の中に残しておくために、定期的に何度も復習を行う必要があります。まずは、授業を受けた当日、次に1週間後、さら1ヶ月後……と学んだことをきちんと記憶できているか、メンテナンスを行いましょう。

日々新しいことを学んでいくなか、要所要所で復習をしっかり行うことによって、後の試験での勉強がスムーズになります。

これを繰り返していくことで、受験の際には、これまで記憶した知識を最大限活かすことができるでしょう。

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数学のように、解法を理解して、それを応用しながら問題を解くのは得意だけれど、

日本史・世界史のような、ひたすら暗記をする教科は苦手……

そういった悩みを持つ方はいらっしゃると思います。

そこで、今回は歴史科目の効率的な勉強の仕方を紹介したいと思います。

 

歴史を勉強するにあたり、頭に置いておきたいのは、以下の2つのことです。

① 教科書以外にも、自分が興味の持てるものを利用すること!

② いくつかのキーワードを関連付けて覚えること!

 

まず①に関して。教科書を読んでいても、文章がずらずら並んでいるだけで、全然頭に入ってこない……。そういった方は、図書館にある「マンガ 日本の歴史」や「マンガ 世界の歴史」を開いてみましょう。歴史がストーリーとして紹介されているので、教科書を読んでいるより全体の流れが把握しやすいと思います。

マンガを読んで、さらに興味を持てたら、歴史小説や大河ドラマ、歴史を題材にしたゲームをやってみるのもおすすめです。歴史上の人物に感情移入し、親しみを感じることで、「この人物はどういうことをしたのか?この人物の生きた時代はどのような時代だったのか?誰とつながりがあったのか?」というように興味がどんどん広がっていくはずです。自分から興味を持って、覚えたことはなかなか忘れないので、試験の際にもすっと頭から出てくるでしょう。

 

私も学生時代、新撰組の大河ドラマが好きだったので、自然と幕末や明治維新の出来事は覚えていきました。また、戦国時代を題材としたゲームをよくやっていたので、戦国武将の名前や領地の場所、政策は完璧に暗記していました。戦国武将の領地、政策などは、地図とあわせた問題として、頻繁に試験に出てきますが、この分野の点数はほぼ満点でした。

 

楽しんで、効率的に暗記を行うために、まず興味を持つことから始めましょう。

 

次に②に関して。単語の意味を丸暗記しても、試験の際にド忘れしてしまって、貴重な点数を逃してしまうことがあります。

そうならないために、単語を覚える際には、いくつかのキーワードを組み合わせて暗記するようにしましょう。

 

例えば、「豊臣秀吉」に関してなら、

「信長の家臣、大阪城、関所の廃止、楽市・楽座、太閤検地、刀狩、家臣は石田光成…」

というように、その人物に関するキーワードをセットにして覚えてしまいましょう。すると「刀狩は兵農分離を目的としていたな」、「石田光成は、関ヶ原の戦いで西軍の中心になったな」、「一方の東軍は、徳川家康が中心だったな」というように、記憶の中でキーワードがつながっていくはずです。

つまり、試験でひとつの空欄を埋めるたびに、別の空欄を埋めるための記憶をどんどん思いだすことができる、というわけです。

 

歴史の勉強は、自分が興味を持ってしまえば、とても楽しく容易なものです。

暗記ができなくて点数が伸び悩んでいる方は、今回紹介した勉強法を実践してみてください。

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若葉が美しく、すごしやすい季節になりました。

前回のブログで書いた「自分に合った勉強場所」は見つかりましたでしょうか?

自分に合った環境が見つかれば、いっそう勉学に励む事が出来ると思います。

さて、今回もよくある質問にお答えします。

今回は、「計算力を上げるにはどうしたらいいですか?」です。

 

計算力を上げるには「速さ」がカギを握ってくると言う事は、みなさんも経験上おわかりでしょう。

ではどうすれば「速さ」をあげる事が出来るのか……。

ズバリ、短時間で計算式をたくさん解けばいいのです。

そんな事か、と思われるかもしれませんが、その小さな基礎を積み重ねていくことこそ、計算力アップの秘訣です。

具体的な学習案ですが、授業の計算問題をこなしたうえで、市販の、例えば「小数・分数の計算」などの薄い問題集を1か月ほどで終わらせるというのが効果的です。

毎日15分程度の短時間でいいので、少しずつ解き、間違えた問題を週末に解き直す。

たったそれだけの事ですが、同じ問題を解く事によって「速さ」がぐんぐん伸びてきます。

1日に15分なら、学校や部活に忙しい時でも、無理なく集中してできますよね。

今のような勉強しやすい季節にこそ、ちょっと新しいことを始めてみませんか?

短時間でできる計算力アップ術はそんな時にぴったりです。

まずは、計算力からつけていきましょう。

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ご家庭からよく寄せられるご質問です。

「どこで勉強させればよいですか?」

 

自分の部屋、それとも教室、それともリビングでしょうか。

どれが正解というわけではありませんが、どの場所でも、メリットとデメリットがあります。

自分の部屋以外では、先生や友人、親など自分以外の監視の目があるたサボることができません。周りにがんばっている人がいれば、「自分も頑張ろう」という気にもなるし、一緒に気分転換もできます。騒音もあります。受験会場が必ずしも静かであるとはかぎりません。むしろ、となりの人の筆記音や、建物の周りを歩く人の足音、車の音など、神経が集中できない要素はいくらでもあるでしょう。そういった意味では、騒音のある環境で集中できるようになっておく必要があります。

 

自室のメリットとしては、自分のリズムで勉強できることです。音読など他では人に迷惑がかかるような勉強もできます。「今日はちょっと疲れたな」と思うような時は、布団の上に寝転んで、単語集をペラペラめくってみるのもいいでしょう。これを定期的に行えば、単語・熟語力が格段にアップします。自室には、勉強道具が手元にあるという点もメリットですね。

通学時間のバスや電車の中でも勉強時間が確保できます。片道30分の電車・バスに乗っていれば、往復で毎日1時間単語集がみれます。毎日見ていれば年間300時間単語に触れているという計算になります。

 

夏休みや放課後は図書館で勉強するのも効果があると思います。他の学校の生徒がいて刺激になるかもしれません。たまにはファミレスやマクドナルドなどで勉強するのも良いかもしれませんね。

 

どの場所で勉強するのがベストか、それはその時の自分の状況や心境にも依るでしょう。

自室で効果が出ないと思った時は、少し環境を変えて、自分に合った場所を考えてみてはいかがでしょう。

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大学受験生のみなさん 大学訪問をして、【空気】を感じましょう!

世の中には、受験情報といわれるものはたくさん溢れていますが、いくら志望校に関する情報を集めても、

実際に行ってみて初めて、肌で感じられる雰囲気というものもあります。【百聞は一見にしかず】です。

県内の高校(片山学園や富山中部高校など)でも、首都圏の大学を中心に、志望大学を訪れているようです。

東大生の実に73%が、受験前に志望校へ行ったことがあるというデータもあります。

 

せっかく訪問するのであれば、文化祭やオープンキャンパスなど、何かしらのイベントを利用して行くのがよいのではないでしょうか。

キャンパスが活気に満ちて、大学らしい雰囲気を体験できれば受験に対するモチベーションも上がります。

学生会館やサークル塔などを覗いてみるのもよいでしょう。大学の特徴がもっとも表れるのがこのサークル塔といっても過言ではありません。

 

昨年は、受験生と一緒に、東京大学、早稲田、慶応、明治、法政、中央大学を訪れました。

東京大学は、何とも言えないアカデミックな感じで、歴史と伝統を感じました。

一方早稲田大学は、いわゆる大学という雰囲気で、サークル活動などが盛んなイメージでした。

一緒に行った生徒さんは、初めて訪れた東京大学に興奮し、大学名入りの生協グッズを買うなど東大の雰囲気を楽しんでいました。その後も勉強に対するやる気は格段に上がりました。

 

オープンキャンパスなどのイベント情報は、各大学のWEBサイトをチェックすることで簡単に入手できます。

大学受験を控えているのに、やる気が今一つでない・・・そんな方は、この連休や夏休みを利用して、大学チェックに行くことをお勧めします。

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